城山南側の広場になっている駐車場に車をとめて登城。山頂にある磯菜天満宮の本殿の裏に石垣が良好に残っている。
城山の西側は岩肌が剝き出しの断崖で、天然の要害となっているのがわかる。

仁尾城の遺構は何もないが、近世城郭を思わせる重厚な雰囲気が感じられる。

粟井神社の鳥居前にある登城口より登城。本丸下にある藤目不動院まで車で上がることができる。
現在、二ノ丸は果樹園になっており、本丸には四国八十八ケ所のミニ霊場として石仏が置かれている。

本篠城へは案内板と城跡碑の背後の比高80メートル程の山を登って行くことになる。
登山道はあまり整備されていないが、先人の踏み跡がしっかり残っており、木に巻かれたテープが随所にある。
登城路は予想よりも藪化しておらず、夏の時期にも関わらず道はしっかりと見え、道に迷う心配はないと思われる。