かつて因幡国守護山名氏の守護所が置かれていました。周囲18㎞もある湖山池湖畔にあるため発掘調査により舟入の跡も確認されています。近くには、重臣たちが砦を築いていた卯山があり、近江から勧請された日吉神社(布勢山王さん)があります。

赤穂浪士ゆかりの城郭です。攻城後には、大石内蔵助屋敷跡や市立歴史博物館（愛称は「塩と義士の館」）も散策してみてください。

築城当初から天守台は築造されたが天守は建てられなかった。本丸には、4基の三重櫓が建てられそのうち2基が修復を受けつつ現存している。

瀬戸内海に注ぐ千種川河口の三角州に築城されたこともあり二の丸には、海城らしく船着場も整備されていたとのことです。

本丸には築城の時に設置された天守台がありますが、江戸時代を通じて天守そのものは建築されなかった。

高取城跡の最高所は、高取山の頂上となっています。三角点が設置されていますので高取城にご登城の際には是非確認ください。城下町も風情がよく残っていて歩くのもよいのでは。

龍野市立歴史文化資料館が併設されています。

鳥取城攻城後には、旧因幡東照宮(現鳥取東照宮)もお訪ねください。初代藩主池田光仲の母方の祖母は、徳川家康の娘ということで鳥取藩池田家は、外様大名ながら葵の紋の使用も許されるなど、徳川一門に準じる格式を持つ。この徳川一門・準親藩の意識も幕末まで続く。

鳥取城攻城後には、江戸時代の歴代鳥取藩主池田家墓所もお訪ねください。鳥取藩３２万石の藩主の格式がうかがえます。

月見櫓と西之丸西手櫓が国の重要文化財に指定されています。