八幡平城と同じく堀切が見所です。徒歩圏内には新野左馬助公の墓所である左馬武神社がありますので、セットで巡るのをオススメします。

主郭と二郭の間の二重堀切がビューポイントでした。案内板やルートも整備されているので見学しやすいです。

金比羅神社(旧妙音庵薬師堂)の背後を直登して尾根沿いを右方向に進むと城址に至ります。あちこちに野生動物の掘った巣穴がみられますので、攻城時は備えをお忘れなく。

藁科川沿いを見下ろす好立地ながら、木々に遮られて眺望が限られるのが惜しい。近隣には駿府城の石垣を切り出した石切場跡が整備されているので、セットで巡るのをオススメします。

日中は堀や石垣、門跡などの散策を楽しんで、夜は天守のライトアップを楽しめる、1粒で2度おいしいお城でした。

夜の若戸大橋は一見の価値あり。海外にいるような印象を受けました。

龍雲寺脇の愛宕神社参道から攻城。参道沿いに曲輪や切岸などが見られます。なお、龍雲寺には戦国大名今川義元の母である寿桂尼の墓所がありますので、セットでの訪問をオススメします。

場内にあった高校の建物が取り壊されたことで、天守から玄武郭、厩郭がスッキリ見通せるようになりました。極楽橋もきれいに再建され、今後の整備が楽しみです。

山奥です。試しに静岡駅から自転車で行ってみました。国道362号線から県道32号線と63号線を経由しておよそ3.5時間でした。途中の峠越えがキツイですが、脚力に自信のある方はチャレンジしてはいかがでしょうか。

主郭背後の大堀切に降りれますが、堀底というよりも渓谷の底にいるような気分になる深さです。
沼津市教育委員会の資料によると、大堀切を掘った土で天守台を築いたとのことですが、とんでもない土木作業量です。

各曲輪を区切る堀切が見所。
城域はそんな大きくなさそうですが、二重堀切、切岸など土木作業量が半端ないです。

天守上空は静岡空港に降りる旅客機の進入路なので、飛行機好きの方はセットでカメラに収めると面白そうです。

本丸跡に建つ牧之原市史料館には、田沼意次関連の資料のほか、滝境城の礎石も展示されていました。