諏訪神社の鳥居をくぐって行くと二郭経由で城域に着きます。鳥居前を右手に登っていく山道の方が直接主郭に到達するのでちょっと楽かもしれません。

3つの曲輪を堀切で区切ったシンプルな造りの連郭式城址です。現地案内板では田代砦と表記されています。

グラウンド脇の愛宕山と書かれた案内板に沿って歩けば城址(愛宕山の山頂)です。 天気が良ければ主郭から富士山が望めます。

遊歩道や遺構の案内板が整備されています。ただ、現地案内板で中郭と表記されているところが、実際は本郭と考えられているようですね(吉川弘文館の'東海の名城を歩く'を参照)

登城口である城山神社への道が分かりにくいかも。修善寺東小学校のプール付近から山に伸びるコンクリートの一本道を登っていくと神社に到着します。

案内板の奥には立派なL字型の土塁が残っていました。

足柄駅を起点に足柄城～猪鼻砦～金時山を周遊。城址からは綺麗に富士山が望めるので、晴れの日の攻城がオススメです。

各曲輪を隔てる空堀が見所。
ただし藪化しているところが多く、じっくり見学できる部分は限られます。
良い城址と思いますので、今後の整備に期待します。

大手口から5分ほどで主郭に到達。主郭をぐるりと囲む土塁と、各曲輪を隔てる巨大な切岸が見所でした。
11月に攻城しましたが、心配していたヤマビルは出ませんでした。

民家の軒先に案内板と巨大な井戸が残っていました。

公園内の貴船神社周辺に城郭の名残りあり。歩道脇に堀切らしい遺構も見つけました。

円教寺から登って行けばすぐに城域に着きます。尾根沿いを堀切で遮断した、いたってシンプルな造りです。

主郭周辺の見学エリアのみであれば短時間で攻城できます。
近隣には鎌倉北条氏の遺構も点在していますので、あわせて見学をオススメします。

国指定史跡として案内板など整備が行き届いています。主郭から望む湾と富士山がとてもキレイなので、晴れた日の攻城をオススメします。。

緩やかな斜面の里山ですが、主郭の周囲にはしっかり城郭としての備えが残っています。麓に有る館跡の土塁も見所です。