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お城は公共交通機関を使って、一日1,2城位をじっくり登城する派です。

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攻城団は世界を広げる羅針盤かな。書籍やテレビと違って登城者の生の情報は非常に貴重だと思っています。危険な城や行きにくい城に関しても書籍では教えてくれない又は語ることのできない生の経験があるので未攻城のお城に役立つ。また、楽しみ方の尺度が団員の数だけあることを認めているので、自分でわからなかった視点で新しい価値観が発見できるのも良いと思う。

攻城団のいいところは、100名城、続100名城以外の名城が豊富なところ。そのような名城は往々にして情報不足や難易度不明な場合が多いんだけど、団員のレポートにより登城の際にお役立ち情報を共有できて安心。また、登城数を競うところではないと明記されているところも長所。それにより、登城数での競い合いとか、本来のお城の魅力を見落としてしまう心配もない。コラムや質問とかも充実している。自分が知らなかった武将や戦い、時代背景、団員の志向などもわかり、見識が広がる。youtubeや旅行会社とのタイアップとか新しいことへの挑戦も活きたサイトだ。登録されていない御城も多いので、これからみんなで攻城団を作っていくという一体感的な楽しみもある。つまり過去を識り、現在を創造し、未来を育む御城クラブだ、と辰五郎に紹介しようと思う吉宗であった。

一押しは松江城です。現存十二天守で国宝ですし。資材不足により熟慮の上コスパを考慮した望楼型の天守がすごい。状態が良くない柱を包板で体裁を整えたり、下見板張と塗籠を巧みに組み合わせた外観など、見どころ満載。市街地なのでアクセスも良し、宍道湖や興雲閣もあるので幅広いニーズに答えられるお城です。次点は津和野城です。山頂までリフトがあるので、山城にしては楽に登城できます。人質曲輪の高石垣、本丸、二ノ丸、三の丸、山頂からの風景、城下町等見どころが多い。山口から鉄道で1時間くらいなので、のんびりした時間の流れが楽しめる。3位は月山富田城。山頂へ望む七曲りは圧巻です。山中御殿や花の壇、大手門石垣が整備されている。トイレもあるし、麓には資料館もあります。駅からはバスでアクセスできます。途中には足立美術館もあるので一緒に見学することをおすすめします。

ほとんどの山城はマイナー低山なうえ堅牢な防衛施設なので入念に準備、登城してます。縄張図と国土地理院やヤマップ等の登山用マップも併せ持っていきます。また、登城者の経験談をネットで調べ、該当市町村へ降雪の状況、熊害情報を確認してます。その他の持ち物は熊スプレー、熊避けベル、緊急ホイッスル、メディキット、水、カロリーバー、防寒着、レインコート、グローブです。登城時期は11月から4月上旬に行きます。理由は遺構の状態が良く見え、熊をはじめとした野性動物・昆虫がいないことかな。早朝8時頃に登城して14時位に下山するように心がけています。山の日暮れは早いですから、冬場は14時過ぎには日が陰げます。地元の方にお城の情報を聞くこともあります。マイナー山城ほど生の情報はありがたいですね。山城は準備次第で登城難易度が激しく変化するので事前準備に一番気を使ってます。

群馬県一押しは新田金山城です。関東の山城ながら石垣造である上に排水機構まで備えているのがすごい。山城の生命線である水場の池もあり、堅牢ぶりを今に伝える群馬県を代表するお城。駅からハイキングがてらのアクセスの良さとしっかりしたガイダンス施設もあるので一日遊べます。2位は箕輪城ですね。歴戦の戦国大名達が争い、改修した要衝です。大堀切や石垣・建物の基礎等時代による変遷も楽しいお城です。最寄駅からやや距離はあるものの、それだけの価値があります。3位は名胡桃城です。ちょっとかわいい名前なんですが、戦国時代のターニングポイントになった舞台です。わかりやすい連郭式縄張のお城で、空堀や喰違虎口等見どころ多いです。ちなみに名胡桃城から北条方の沼田城や明徳寺城が見渡せて、往時の火薬庫状態を窺い知れます。

お城をきっかけに興味を持ったことは野鳥に詳しくなったことです。日本文化とはあまり関係ないですが(汗) 城巡り以前は鳩・カラス・その他だったんですが今では野鳥がいると双眼鏡で観察してます。山城登城の途中で野鳥の鳴き声が聞こえると、双眼鏡で観察するのがルーティンになりました。滝山城で見た鶯と大葉沢城のオオルリが印象深かったです。

宮崎県の代表1位は飫肥城です。宮崎空港からアクセスが良く、旧本丸跡や空堀、石垣、大手門と遺構も多く、歴史資料館や城下町散策と1日遊べます。2位は延岡城ですね。なんといっても千人殺しの石垣の迫力。また、千人殺しの石垣という伝承があると初心者や関心が少ない人にも馴染みやすいかなと思います。3位は佐土原城です。アクセスはやや不便ながら天守台跡や資料館もある整備山城で安心して登城できる点がポイントです。

私のおすすめは源頼朝です。何しろ最初に武家政権を作った人だからですね。彼の凄いところは命のやり取りが容易な時代に、前例のないことやってのけたことでしょう。平家が武家の公家化に傾倒したのに比べ、武家の将来性や可能性を考慮に入れた政権作りは前途多難だったと思う。尊氏も家康も頼朝のやり方を踏襲すればいいわけですから、困難はあったと思いますが、フロンティア頼朝には敵わないかな、と思います。また、源頼朝は死亡原因がはっきりしなかったり、伝説じみた逸話もあったりと謎な部分も多い人です。そんなわけで頼朝が印象深いかな。

やはり大阪城が1位かな。石垣、掘、櫓と見所が多く、朝晩に見える姿が違うところも良いです。天守は賛否があると思いますが私は大好きです。お城は時代と共にその役割が異なると思いますので、今の大阪城は万人が登城出来る平和の象徴として申し分無いと思います。2位は千早城です。楠木正成の居城で寡兵で幕府軍から守りきった堅城ですね。比較的アクセスしやすいのもポイントです。3位は飯盛城です。地元のハイキングコースで自然を楽しみやすく、石垣、土塁、虎口と山城の基本が学べます。

並び方はよく見る書籍は左側、あまり見ない書籍は右側に収納しています。縄張やアクセス等事前準備が必要な山城関係は読む機会も多いので左側配置しています。右側は比較的お城の知識や100名城関係が多いです。登城した時のパンフレット等は、ファイルに保管しています。上は鮫ヶ尾城のペーパークラフトや岡城のパンフレット等特殊なものを置いてます。

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天地雷動 (角川文庫)

「長篠の合戦」を武田信玄の死から書き起こし克明に描く。勝頼は信玄の遺産である宿老たちを掌握できず苛立ち、家康は武田の圧力に対抗するため信長との同盟に神経をすり減らし、秀吉は信長の戦略を実現するために知恵を振り絞り奔走する。「鉄砲の三段撃ち」は武田軍が突撃してこなければ成り立たない。なぜ勝頼はそうしたのか、そこにいたる過程を様々な視点から描いていて見事だ。宮下帯刀ら戦の最前線に立つ地侍や足軽の戦いの様子も描かれている。また、長篠城、高天神城をはじめ数多くの城が登場し築城や攻城戦の様子が描かれている。

こめつぶさん)

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