現在、西尾城(愛知県西尾市)では書家・渡部裕子氏による西尾城の新作御城印と日本酒蔵元「尊皇」との特別コラボラベル日本酒ワンカップ「西尾鶴城六万石」を製作するためのクラウドファンディング・プロジェクトが実施されています。
返礼品のうち、とくに
・肉筆御城印 限定10枚
・限定御城印 限定100枚(うち20枚のみシリアルNo指定受付)
の限定版御城印は人気になりそうですね。
日本酒とのセットも用意されています。
目標金額:
70万円
・人件費、広報/宣伝費、限定御城印と限定ラベルの日本酒の製作/製造に使用
※All-In方式
募集締切日時:
2024年12月31日(火)11:59:59まで
募集ページ:
https://camp-fire.jp/projects/792171/
詳細はぜひ募集ページ(CAMPFIRE)をご覧ください。
主催者の石川さんからコメントをいただけたのでご紹介します!
私が指定管理者として自主企画担当になってからは、書家・渡部裕子さんに手掛けていただいている「御城印」や「西尾の特産品」をつうじて、「どう西尾城や西尾を楽しんでいただくか?」ということを常々考えており、今回初めて西尾城の御城印が特産品の一つ「日本酒・尊皇」とコラボレーションします。
私は生まれも育ちも西尾市で、城跡の横を通って、幼稚園に通い、小学校も城跡と隣接する校舎に通いました。小さな頃は小学校の中にお堀や裏山があるのは当たり前だと思っていましたが、大人になり、それは先人が残してくださった恵まれた環境なのだと知りました。
歴史を後世に紡ぐためには、建物や文字などを形に残していくことが大切です。今回も「西尾鶴城六万石」という日本酒があったからこそ、御城印とのコラボが生まれ、歴代の藩主の中で六万石の石高を誇った大給松平の印のみが描かれた御城印が誕生しました。
歴史には、時代ごとの浪漫や、神秘につつまれた真相を見つけ出す追究心、史実や伝承と自分がもっている知識がつながっていくときの何ともいえない面白さ・楽しみがあります。ぜひ、今回の新作御城印を通じて、西尾城の歴史や尊皇蔵元の日本酒産業の歴史を紐解いていただくきっかけにしていただければ幸いです。
クラウドファンディングでの御城印リターンは、御城印だけで見ると割高に感じられるかもしれませんが、ぜひ今回の企画で味わいある「書」と「酒」のコラボレーションを楽しんでいただき、歴史浪漫談義に花を咲かせていただけますよう、クラウドファンディングのご支援をお願いいたします。