来年1月8日、福井市にぎわい交流施設ハピリンホールにおいてシンポジウム「中部大名の城と城下町part2 新視点 朝倉氏の山城」が開催されます。
戦国城下町・一乗谷の都市構造を解明してゆく上で、朝倉氏の拠点城郭・一乗谷城の検討、位置づけは最重要課題の一つといえます。朝倉氏に関連する山城に畝状空堀群が集中的にみられることや、朝倉義景が城郭普請の指南書『築城記』を相伝したことなどから、朝倉氏が戦略性をもって城郭普請に取り組んだことは間違いないでしょう。
近年、福井県内4ヶ所で実施された朝倉氏に関連する山城跡の赤色立体測量により新たにわかった城郭遺構などの成果報告を通して、朝倉氏の城づくりの「極み」に迫ります。
日時:
2022年1月8日(土)
13:00~16:00
場所:
福井市にぎわい交流施設 ハピリンホール 3階ホール
福井市中央1-2-1
内容:
▽基調講演
「戦国期城郭史のなかの越前朝倉氏の城」中井均氏(滋賀県立大学名誉教授)
▽個別報告
「戦国大名・朝倉氏の本城 一乗谷城」石川美咲氏(福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 学芸員)
「朝倉氏の敦賀支配の拠点 金ケ崎城」奥村香子氏(敦賀市教育委員会 係長)
「朝倉氏との激戦・国吉城と国吉籠城戦」大野康弘氏(美浜町・若狭国吉城歴史資料館 館長)
「朝倉氏とともに信長の標的になった武藤氏の居城 石山城」川嶋清人氏(おおい町立郷土史料館 主査)
▽全体討論
定員:
100名
※要事前申込(往復はがき申込のみによる抽選制)
参加費:
無料
申込方法:
往復はがきによる申し込みのみ。令和3年12月20日(月)申込〆切(当日消印有効)。
以下の情報を記載。
- 参加希望者の住所
- 代表者の氏名
- 所属(なければ不要)
- 人数(3名まで)
- 電話番号
※返信面にて参加決定通知を12月28日(火)までに郵送
※同一申込者による2通以上の申し込みは、2通目以降を無効
申し込み先は下記まで。
〒910-2152 福井県福井市安波賀町4-10
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 シンポジウム事務局
公式サイト:
http://asakura-museum.pref.fukui.lg.jp/020_topics/detail.php?id=250
最後に、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館の石川さんからコメントをいただけたのでご紹介します!
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 学芸員の石川美咲です。
この度、当館では令和4年1月8日(土)に福井駅前ハピリンホールにおきまして、シンポジウム「新視点 朝倉氏の山城~赤色立体図が語る一乗谷城~」を開催いたします。
お城ビギナーの方からお城ツウの方まで楽しんでいただけるイベントだと思います。
なお、12月18日~19日にパシフィコ横浜ノースで行われる「お城EXPO2021」におきまして、本シンポジウムのチラシを部数限定で配布いたします。
チラシは、一乗谷城の赤色立体図(鳥瞰図表示)が目を引くデザインとなっております。
「お城EXPO2021」にお越しの際は、ぜひ「城めぐり観光情報ゾーン」内の福井県ブースへお立ち寄りくださいませ!
シンポジウムへのご応募、お待ちしております!!