「のぼうの城」などの小説で知られる、和田竜さんが山本博文先生のマンガ「漫画版 日本の歴史8 天下統一の戦い 安土桃山時代」についてレビューを書かれています。
レビューを引用するのは野暮なので控えますが、和田さんが絶賛しているというだけで読みたくなりました!
それにしても「天正4年に信長は安土のどこに住んでいたのか」問題はおもしろいですね。
『信長公記』によれば、信長は「天正4年の2月23日」の時点で岐阜城から安土に移っているものの、安土城の天主完成と信長の入居(?)は「天正7年の5月11日」ということで、この間に安土のどこで暮らしていたのかがわからないというのです。
多くの作品はこういうディティールを省くので問題にならないのですが、和田さんの作品のように細かいシーンを書いていくとなると大事になってくるのでしょうね。
このマンガではどんなふうに描かれているのか読むのが楽しみです。
漫画版 日本の歴史 8 天下統一の戦い 安土桃山時代 (角川文庫)
- 作者: 山本博文
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/10/24
- メディア: 文庫
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