登城路ですが、まあ虎口ですよね。それにしてもこの切り立った崖、これが特徴です。
堀切のこういう「V字」構図は、どこの城のどの堀切だかわからなくなるのでなるべく撮りたくないんですが、ここではやむを得ず。崖が怖くて思ったような構図で撮れなかったのです。
この写真のような明暗の感じは結構気に入っています。
崖を覗き込んだわけでもなんでもなく、普通にこういう絶壁がいたるところにあります。
正面の土塁の切れ目から土塁の背後の絶壁が見えるのです。
どアップです。迫力が伝わるでしょうか。
堀切の底から郭までの高低差。そして左に見えているむき出しの土の壁。なかなかの迫力です。
ここもこれ以上後ろに下がれず。堀切だということだけはわかりますが…。
堀切の底なのですが、両側が切り立った崖になっています。左からロープにつかまってよじ登りましたが、予想通り降りるほうがはるかに怖かった。右側は通行不可です。そして前も後ろもとてもじゃないけど登れません。ロープがあるから「登っていいよ」ということのはずですが…ちょっとしたサバイバル体験でした。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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