赤穂城 塩屋門跡
塩屋門は、赤穂城三之丸の西に開かれた門で搦手にあたる。枡形と高麗門で構成され、高麗門は口幅二間二歩 、高さ二間半、建坪五坪の規模であった。枡形内には太鼓櫓があり、門外の侍屋敷に向けて合図を発した。またこの門の南には、東西三間半南北四間半の基底部をもつ二重櫓があった。枡形の石垣はよく残り、枡形内部の雁木坂や枡形外面の複雑な石垣の折れなど、特徴ある構造を見ることができる。
元禄十四年( 一七〇一 ) 二月十九日に藩主浅野長矩の刃傷、切腹を知らせる第一(早水藤左衛門 、萱野三平) ・ 第二 (原惣右衛門、大石瀬左衛門)の早使が入ったのがこの門であり、四月十九日城請取りの備中足守藩主木下肥後守の軍勢がこの門から入城したことで知られる。
赤穂義士会(案内板より)
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する