馬場曲輪内にある城址碑。光の加減で字が読みにくいですが、史蹟山中城址とあります。
天守台脇の土塁と、ほぼ同じ高さの北の丸です。
帯曲輪と言うよりは、連絡通路といった感じです。画像左手の二の丸との間には、幅広の畝堀が巡らされていたようです。
西の丸やから二の丸橋方面を撮影。 手前に櫓台の土塁、その向こうに広がる広い西の丸、そのさらに向こうに土塁の重なる二の丸が収まるように撮影してみました。
畝堀の南側は背の高い林になっていて、この時間帯だと影になって何が何だかよく分かりません。もう1時間半遅ければ、もっと良いのが撮れたかも…
城攻めて 思いがけない 拾い物 見事な富士と 山中の城 …お粗末!σ^_^;
うーむ…、もう写真は堀だらけだ!
後半は堀の写真だらけだ…σ^_^;
左手は土塁、右手は二の丸。急峻で上へ行けば行くほど、道は細くなる…。姫路城のはの門への上り坂を思い出しました。
ここは畝堀でも障子堀でもないのですが、二重堀になっています。しかも空堀と水堀の組み合わせ。 土のお城の要は土塁と堀ですが、この城の堀は色々工夫されていて、本当にオモシロイ!
城域に街道を引き込んだ縄張りの山中城。江戸期の石畳が復元されて良い雰囲気です。
この正月は天気も良く、絶好の攻城日和でした。
馬場曲輪の櫓台跡からから三島方面を撮影。 …絶景です!
二の丸から本丸へは、この畝堀にかかる西橋を渡ります。平虎口ですが、橋の手前の西側(画像向かって左手)には櫓台跡があります。
幅と深さのある堀は、二の丸下の箱井戸まで続いています。
橋の向こう側、二の丸側に櫓台があります。
国道1号線を挟んで左右に駐車場があります。画像向かって左側に岱崎出丸があり、こちらから攻略しました。
岱崎出丸南端のすり鉢曲輪。秀吉の小田原征伐時に増築された岱崎出丸ですが、この曲輪の完成を待たず開戦してしまったそうです。東側に虎口と武者溜まりを配置した、すり鉢状の小さな曲輪です。
すり鉢曲輪北側の櫓台跡から撮影。北条氏の城は何件も見て来ましたが、ここまで綺麗に復元された畝堀は初めて見ました。
馬場曲輪内にある城址碑。光の加減で字が読みにくいですが、史蹟山中城址とあります。
岱崎出丸から旧道を上がり本丸方面へ向かうには、この宗閑寺を経由してください。北条方・豊臣方双方の戦死者が弔われています。
さほど広くはない本丸ですが、三段に分かれていて、駒形諏訪神社のある下段は、兵糧・弾薬庫だったようです。
天守台の西脇に本丸北橋があり、北の丸は抜けられます。北の丸との連絡は架け橋になっていて、非常時には橋を壊して容易に往来ができなくなります。 …しかし本丸の東南側、街道との比高が少ないのが気になります。三の丸があったとはいえ、ここが弱点ですね…。
北の丸の東端から撮影。本丸より高い位置にあり、重要な拠点だったことが伺えます。 …しかしこの北側に比べ、南側の防御が弱すぎるなぁ…。 岱崎出丸をとったら、西の丸や二の丸より先に、本丸が堕ちるよ、ホント。
北の丸から帯曲輪を南下。溜池の手前から二の丸橋を撮影しました。 撮影する時、手前側の暗さと、二の丸橋と空の青さのどちらを優先するか、何度も撮りなおしました。
富士山と障子堀がうまい具合に入るポジション探しに結構時間がかかりましたσ^_^;
西の丸の櫓台から撮影しました。
きのこのような木が富士山のどこに来たら上手く収まるか、何度も撮りなおしました。もう1〜2m高い場所から撮れれば、畝堀の陰影やきのこ木の位置も収まりが良かったのかも…
ここも、もうすこし後の時間だったら、畝堀全体に光が入って、もっと良い写真になったと思う…。 ?…私は、攻城に来たのか、撮影に来たのか?
堀よりも 視線ははるか 富士の山 お粗末σ^_^;
絶品ですね、この堀は! 当時の畝堀の先端は60cm幅で馬の背のように丸く、しかも関東ローム層の滑りやすい土質だったため、この堀を横切って歩くのは到底無理だったことでしょう。しかも堀底から土塁頂部までの高さの高いこと高いこと!
うん、岱崎出丸の石碑より上手く撮れてる!
小さいながらも、喰い違い虎口を形成しています。西の丸と二の丸と、三の丸からの通路の連結部です。構えも立派なものです。
画像中央の小径を挟んで、向かって左側に空堀、右側が水堀の跡。中央の小径は空堀と水堀の間の土塁なんですね!
攻城後に発見した案内図。順不同ではありますが、結果的に赤線をぐるっと回っていました。撮影したりしていたら、きっちり2時間はかかりました。
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