お知らせ 詳細
石落しの機能はないんですね。
漆喰の壁以外は白木だそうです。耐火性は低そうで実戦的でないのは、見た目は古めかしくても平和な時代の建築なのかも。
木々の間から天守の鯱がのぞいています。
科学的な年代推定で1620年代のものと判明した2本の柱のうちの1本には、このような釿(ちょうな)掛けの跡が見られます。
懸魚の裏側が窓から覗けるのは珍しいかと思います。
石落しの機能はないんですね。 漆喰の壁以外は白木だそうです。耐火性は低そうで実戦的でないのは、見た目は古めかしくても平和な時代の建築なのかも。
窓が全て閉まっているところ。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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