鴨山城跡の説明図
所在地:浅口市鴨方町鴨方
標高:167.7m
形式:連郭式山城
築城期:室町時代初期
城主:細川満国
遺構:曲輪・堀切・切岸・石積み・石垣曲尺・腰曲輪・小曲輪沿革
鴨山城は別名、加茂山城・石井山城・清滝山城・城山ともいう。応永14年(1407)細川満国が浅口分郡知行主として入郡以降、細川野洲家の拠点の城として浅口郡を約190年間領知した。城主は8代の元通まで続くが、一時期城主不在の時があったようである。
永禄2年(1559)細川通董(みちただ)は毛利氏の配下にあり、7代目鴨山城城主として、伊予国の川之江から浅口郡に入っている。青佐山城に7年、竜王山城へ9年間居城する。天正3年(1575)鴨山城に入った頃、城の大改造を行なっている。
その後、8代城主の元通は、慶長5年(1600)関ヶ原の戦いで敗軍側となり、長門国へ移り鴨山城は廃城となる。
参考文献『鴨方町史』
平成27年3月 浅口歴史探訪会
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