麓のガイダンス施設付近から登ろうかと当初は計画。しかしナビでいろは坂の様な坂道の先に辿り着くと、そこが金山モータープール。
いきなり関東平野を一望できるあまりの絶景に息を飲まされる。次回もまずは用を足してから、屋上の展望台に階段で登り、絶景を堪能したい。
(頂上駐車場からでも、本丸まで片道700m、標高差50m。散策時間は60〜90分程度は要します)
麓のガイダンス施設付近から登ろうかと当初は計画。しかしナビでいろは坂の様な坂道の先に辿り着くと、そこが金山モータープール。 いきなり関東平野を一望できるあまりの絶景に息を飲まされる。次回もまずは用を足してから、屋上の展望台に階段で登り、絶景を堪能したい。 (頂上駐車場からでも、本丸まで片道700m、標高差50m。散策時間は60〜90分程度は要します)
入口の坂を駆け上り、正面の『西矢倉台』を何とか落とした後に攻撃する側が目にする(訪問者が小躍りする)見事すぎる美しい虎口の石垣。 この先の通路の様子を隠す様に石垣が配置されている。 石垣の上に立って(城兵の立場で)みたところ、 1月の15時ごろだと、西日がかなり眩しく、 攻撃側は太陽を背にするので有利。 防衛側は太陽の西日で狙いを定めるのが難儀したであろうことが体感できる。 (サングラス無しのクルマの運転の辛さでご理解頂けるだろうか)
山城を攻略するには登るか下るか?と問われたら 『登る』に決まっているではないかと私なら答える。本丸に辿り着く前であれば。 しかしながら、金山城では登るだけでなく、一旦途中から下らないと本丸方面に移動できないのである。 この物見台の下付近は『馬場下通路』などが行き止まりになっていたり、迷路のようで攻め手を惑わす仕掛けになっている。 方向感覚が混乱すると直感的に攻め登ろうとするため、本丸とは反対のこの『物見台』へ誘い込まれてしまう。 尚、この物見台に立つと、 周囲で見渡せないものはないのではないか、と感じるくらい抜群の眺望ポイントとなっている。 攻め手の上杉謙信はこの物見台の死界にわざわざ布陣したとの案内もあり納得できる。
山の頂上に枯れずに水が湧き続ける池がふたつ。 金山城で有名な円形の(二つの)池のひとつ『月ノ池』。 一番有名な『日ノ池』は後ろに見える大手虎口の石垣群を登り切った場所で目にすることができる。 当時の城兵が使用していたであろう『かまどの跡』も展示されている。
札幌が時計台なら、金山城は大手虎口の石垣群。 これを観るためにはるばるやってきたと感慨にふける一瞬。 虎口通路の手前を広く、奥を狭くして遠近法で攻め手に長く感じさせる効果を狙っている。 この奥に三の丸や『日ノ池』がある。さらに最後の丘を駆け抜けると、本丸(実城:みじょう)の曲輪となり、現在は新田神社となっている。 なぜ諸兄が石垣をアップで撮影されていたか現地を訪れて納得。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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