平成28年に復元された門。ガイドの方から礎石や石落とし、伝統的工法などについてくわしく聞けた。
広々とした本丸。右側の土塁は現存のもの、反対側の土塁はきれいに復元されていた。奥に見えるのは、本丸北虎口。
中をのぞくと、水は枯れていたが、当時の石積がそのまま残されていた。
この城の中で一番目を引いた石垣。野面積みで、河原の石を使ったといわれている。この石垣の下にまだ埋まっているらしい。
見えている石垣は復元したもので、この下に当時の石垣が埋まっています。土橋を支える土留めの役割だったそうです。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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