城を敵から守るためにつくられた場所のことを曲輪とよびます。曲輪の中で帯のような細長い形をしているものが帯曲輪です。亀山城には帯曲輪が6ヵ所ありました。
この帯曲輪は東西43m,南北6.5mあり、殿様のいる二之丸御殿とはとなりあっています。帯曲輪には建物はなく、石を組んだ溝がめぐらされていたことが発掘調査でわかりました。また溝には石を組んだ大きな水ためがつくられており、帯曲輪の中につくられた庭や、お花畑などに水やりをしていたものと考えられます。城を守るための帯曲輪が,戦いのない時代が続いたので 庭やお花畑など平和な使われかたに変わっていったことがわかります。
なお、見つかった溝や水ためは、埋めもどしてそのまま残したうえで全体を江戸時代の終わりごろのようすに復元しました。(案内板より)
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