田上山城
田上山城

[滋賀県][近江] 滋賀県長浜市木之本町黒田154


  • 平均評価:★★★☆☆ 3.22(--位)
  • 見学時間:1時間3分(--位)
  • 攻城人数:82(1277位)

田上山城の関連書籍

団員のレビュー

団員のレビューが投稿されている関連書籍をご紹介します。


た〜坊さん
【図解】近畿の城郭II

近畿の城郭シリーズ5巻のうちの2巻目です。この本には178城(内訳は滋賀県30、京都府30、奈良県30、大阪府24、兵庫県34、和歌山県30)掲載されています。
それぞれの城について選地、歴史、遺構、評価の項目について纏められています。また、地図と縄張図も掲載されていますので参考になります。


あぶさんさん
朝倉氏の城郭と合戦 (図説日本の城郭シリーズ15)

トップクラスの築城技術の観点から、信長に滅ぼされた弱小大名のイメージを覆すため執筆された熱量伝わる一冊です。全51城が紹介されており、10ページを割いて紹介されているお城も多数あります。写真も豊富で遺構はもちろんのこと、登山口や案内板、駐車場の写真まで掲載されており、まさしく攻城団の写真投稿の様でとても便利です。ガイドブックとして携帯しても便利な一冊だと思います。


惟任日向守十兵衛さん
戦國の山めぐり

日本各地にある山城が載っている本です。山城攻略を目指している初心者に特におすすめです。


あぶさんさん
近江の山城を歩く

単なる前作の『近江の山城ベスト50を歩く』の続編ではなく、掲載70城全て山城となり全面的な改訂が行われています。
改めて滋賀県のお城の多さに驚かされ、地域ごとの特徴(湖北は別城一郭、湖東は織豊系の石垣造り等々)も分かり勉強になります。アクセスしやすいお城も多数紹介されているので、この本を読むと山城に行きたくなってしまいます。


いけだ商会さん
戦國の山めぐり

「山城を知りたい」と思ったときに、ほぼジャケ買いした一冊です。
ポイントは「合戦の舞台になった城」が選ばれていること。自分は、お城の土木や建築には疎いので、お城へ行って「歴史を視る」ことになります。したがって、「知らない土地の知らない人が建てたお城」へ行くというインセンティブが働かない問題が起こります。そういう時に、この手の本があると助かるとおもい購入しました。
取り上げられているお城は、東北から九州まで各地から選ばれているので有名どころが中心となっています。かつ、初心者の装備で山歩きが楽しめるところですので、多くの団員には物足りない内容かもしれません。
初心者が使おうと思うと、アクセスや縄張図などの情報が少ないので、結局、他の本やウェブサイトで調べなおさないといけ
ません。
高評価できる点は、全頁にカラー写真・カラー図版が使用されているところ。
あくまで、とっかかりとしてのガイドブックとしてか、写真集のようになら使えると思います。


こーたさん
ドキュメント戦国の城

著者は、城郭模型復元にも携わる工業デザイナーの藤井尚夫さん。※今日(2019.2.2)図書館で借りて、ご本人の「藤井戦国史」サイトを見たら閉じている!。もうご存命ではないのか。だとしたら残念。
※攻城団ショップでも扱っている『城ラマ』の監修もされておられるよう。コラムもありました。
http://joukaku-fukugen.com/column/article/column_article_010.html

鉢形城(攻城団No.48)、勝連城(同103)の全域模型復元を担当されたときの話や(第三章)、同書中ふんだんに使われている鳥瞰図も、おそらくすべて藤井さんが描かれたもの。ご自身で現地調査をして、資料をあたり、絵に描ける。もちろん文章も書かれたわけで、そのマルチな才能に驚かされました。

そのほか解説があるのは、躑躅ヶ崎館(同57)・要害山城(同716)・新府城(同167)、小田原城(同25)、小谷城(同71)、水戸城(同42)、上原城(同962)、戸石城(同168)、望月城(同1132)、鷲城(同767)、川越城(同47)、真壁城(同914)、村木城(攻城団、現時点未登録!)、高松城(同88)、賤ヶ岳の戦いとして賤ヶ岳城(同1487)・田上山城(同2591)、黒羽城(同598)、富岡城(同398)、原城(同329)、左沢楯山城(同1302)、安土城(同19)、名護屋城(同95)。
列挙したら長いですがそれでもこのくらいの城でページ数もさほどないので、まず一気に読め、そして今引き込まれ再読中です(苦笑)。

しかし問題なのは、地元愛知の村木城(知多郡東浦町)が攻城団DBにないこと(苦笑part2)。緒川城を攻めるために今川軍が築いたのがその村上城だそうで、緒川城主の水野信元が織田信長の助けを求め、起こしたのが「村木合戦」。天文23年(1554年)桶狭間の戦いの6年ほど前だ。同書ではこの村木合戦を説明するわずか数行中に、斎藤道三、那古屋城、鳴海城、大高城などの名まで出てくる。

戦国期の城は、睨み合い・奪い合い・助け合いで繋がっているのだなぁ。さっそく村木城に行かねば。
(河出書房新社、初版2005.11.20、B4判、本文112ページ)

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今日のレビュー

戦国の終わりを告げた城―八王子城を探る (ロッコウブックス)

おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。

赤ヱ門さん)

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