妻山城は白石五郎通益を祖とする白石氏(白石嬉野氏)の居城として知られています。当初、通益は高岳城を本拠とし、妻山城はその支城でしたがやがて居城を移したと思われます。南北朝時代、白石氏は南朝方に属しており、1350年(正平5年)に白石通家が子の通臣とともに菊池武重の要請を受けて出陣すると、その留守中に探題一色氏と渋江公経の軍勢に攻められ落城しました。その後の詳細は不明です。現在城址には妻山神社が建立されており、鳥居脇に城址碑があります。
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妻山神社前に3台分駐車スペースあり
項目 | データ |
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駐車場 | 妻山神社前に3台分駐車スペースあり |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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