一番高い山が大仙山城です。左隣に天守が建っているところが茶臼山城です。
登城口からは尾根筋を通り、さほどの高低もなく楽に主郭までたどり着けます。
ここの尾根は大堀切を挟み7~8本連続堀切があります。 この堀切にはロープがあって堀底を登って尾根に上がれるようになっていました。
大堀切の南側尾根にも連続堀切があるのが見えるでしょうか?
こちらの虎口を下りた曲輪の先には2重の堀切があります。
主郭西側は二重の横堀と畝状竪堀が施されています。写真は主郭よりの横堀です。
この郭の先に二重堀切があります。
上段の横堀の土塁上から下段の横堀
奥に溜池があります。
水の手曲輪 井戸河川の水の利用の不可能な城は天然の水を貯め飲料水に利用した 水の手曲輪とはこれら貯水池の回りを塁で壁や櫓で持って堅固にした
土橋の右側は空堀、左側には竪堀、奥には土塁があり、土塁を越えると横堀、そして主郭の切岸となっています。
溜 城にとって水は生命である従って溜池をつくり周囲に土塁をめぐらし櫓をつくり「水の手曲輪」を形成し防備上の必要から城の中にあたる
この案内図は第3駐車場に大仙山城には2番駐車場、もしくは登城口横の空き地に車を停めるのが近いです。
主郭までトラ縄がずっと張ってありますのでそれに沿って行けば迷うことはないです。またこの尾根にも浅くなっていますが堀切跡が所々見受けられます。
この尾根には大堀切を挟み7~8本ほど堀切が施されています。
この尾根には大堀切を挟み7~8本連続堀切が施されています。
竪堀 城の緩斜面の防衛上斜面をV字か箱堀型に掘って敵の進入を防ぐ構えの移動を防ぐ堀切の下へ作ったり畝状連続竪堀
主郭の西側には二重の横堀と畝状竪堀が施されています。
切岸 山の斜面を削り盛土をして勾配を急にして登りにくくして敵の進入を防ぐ
畝状竪堀 城の中で重点的に守りたい場所の周辺に見られる設備で横走りに来る敵が数本の竪堀で上り下りしながら攻撃に手間取る様に出来た設備
写真ではわかりにくいですが肉眼ではハッキリとわかります。
城の出入口を虎口といい、主に戦闘面の出入りをいう。すなわち城の内外曲輪間を結ぶ所が虎口で小さく出入口を築く小口に語源がある
大仙山城の主郭部には至る所に井戸や溜池跡があります。
井戸曲輪と主郭の土壇の境に池が土橋を挟んで並んでいました。 シーズンには菖蒲の花が咲くそうです。
こちらにも池が
土壇状の1・2郭のまわりを帯曲輪である3郭が巡っており。土塁もよく残っています。
3郭から4郭への西側の降り口は土塁の上を歩いていきます。
城の北側にある4郭です。 こちらにも池があるのですが落ち葉に埋もれていました。
切岸の脇にある獣道程度の道の先に堀切があります。
北端は二つの堀切で守られています。
土塁の切れ間は搦手の虎口です。
搦手 城の裏方をいい、搦手門はその中心にあたる。大手が追っ手にある通り、搦手は「からめ取る」に語源がある 地勢に関係なき場合大手門は南方にある搦手は北方に構えてある
木々の間から茶臼山城が見えました。
木々の間から茶臼山城が見えました。
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