ここから本格的な山道となります。
写真にありますように、網が張られており、奥(北東方向)には探索出来ません。
郭31から郭20への攻城路ですが、綺麗に整備されていると共に上から石や丸太を落とされると、ひとたまりも無いと思える自然傾斜です。郭20側から北方向に撮影しました。
この奥に堀切があります。ここに鍛冶屋があったのでしょうか。
東尾根にある郭3にある虎口の石垣ですが、隅部が見事に崩されており、崩落の恐れから、土嚢で緊急補修されています。
防御に弱い部分を登り石垣(左右)にして、その上には、築地塀もしくは板塀があったと思料されます。
杉の枯れ枝で分かり辛いですが、2度方向転換しないと本丸に到達出来ない造りで、防御力が高いです。
本丸にある周山城址の案内板からの抜粋です。
天守台は、四方と内法部分が石垣となる穴蔵式です。入口が3箇所あり、千田嘉博教授によると身分によって分けられた出入口ではないかとのことです。
本丸にある水の溜場です。
本丸西面は、段重ねすることにより、高さを稼いでいます。
綺麗に石積みされています。
小姓丸の石垣は、算木積みの古い形態で、高いもので5メートルあり、反りはありません。崩落の危険があり、一部、ロープで規制されています。
郭7と西の城との間にある2つある堀切の一つです。
実際に水が溜まっていると感動します。
北尾根の先端にある櫓台で、山国、弓削方面が良く見えます。
凄い天然の切岸がお分かり頂けるかと思います。北尾根の曲輪を探索される方は、登山靴は必須です。
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