孫根城は梶修理亮源信貞の三男、梶金平信勝の居城として知られています。以後6代つづきましたが1536年(天文5年)、7代・梶与吉郎信家が城主のときに足利勢に攻められ落城しました。その後、本多定之進忠知が城主の1571年(元亀2年)には武田氏による西三河侵攻があり、この城も攻められ落城しました。忠知は出家して円教と名乗り青松院を修復して寺名を本多山等順寺に改めました。現在城址には土塁や堀切などの遺構が残っており、道路脇に案内板が建てられています。
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