神福寺山門前は、JR関西線加太駅の構内となっており、遮断機の無い踏切が情景にとてもマッチしております。
神福寺山門前にある案内板から、縄張図部分を抜粋しました。少し分かり辛いです。
堀切の左斜面へと登って見張り台へと行くのですが、斜面は粘土で固められていて、登山靴でも滑りましたので、注意が必要です。
見張り台に立つと、僅かな隙間から旧大和街道(国道25号線)が見えたことから、当時は、木々が刈り取られ、往還を監視していたのでしょう。
主郭は、牛谷山(標高263メートル)の山頂にあります。
主郭の北にある曲輪Ⅰは、土塁で囲まれています。
縄張り図にも記載されている城址北東部に位置する土塁です。北東側の尾根筋からの侵入に備えてか、高さがあります。
曲輪Ⅰの西側にあります。河原石を使用したものです。織田側の配下となったことにより、石垣文化に触れ、それにより造成した一種の権威付けのような感じがします。
JR加太駅の南東側には、駐車スペースがあります。
左手の瓦屋根が居館跡に建つ神福寺です。関西線は、かって貨物列車や東京からの寝台急行列車が走っていて、行き違いのためにこのように長い構内となっています。走行する列車内から撮影しました。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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