安土城
安土城

[滋賀県][近江] 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦


  • 平均評価:★★★★☆ 3.86(22位)
  • 見学時間:1時間30分(20位)
  • 攻城人数:3687(15位)

安土城の関連書籍

団員のレビュー

団員のレビューが投稿されている関連書籍をご紹介します。


つば九郎さん
日本人なら絶対行きたい日本の名城200

 実際に見てもらえれば分かるんですが、一言で言えば、実に読み応えのある1冊です。
 人気歴史系YouTuber、YUKIMURAさんによる200城の名城紹介本になっております。チャンネル登録者数は19万人超えだそうで、かくいう自分も、その1人です。まだまだ、過渡期ではありますし問題も多々起こってもいますが、時代はもうYouTube等から発信され創られていくんでしょうね。遅れないように生きていかないと。
 選ばれた200城は、配信を見たことのある人には、この人らしいなと納得する選び方だと分かると思います。歴史的舞台になった城や歴史的意義のある城が、より選ばれている印象で、47都道府県全て網羅しておりますが、愛知県が11城、静岡県、岐阜県が9城の一方、1城だけの県も4県あります。2城の県が8県で、正続100名城より地域的な偏りはある感じです。
 一応、アクセスや遺構の記述もありますが、もっぱら城の変遷、城主に関する話、合戦の状況等の要は歴史的記述が、びっしりと書き込まれており、観光的な記述等は、いっさい無く、ひじょうに生真面目な歴史本といった程になっています。 
 写真や図も最低限になっていて、書きたいことが、まだまだたくさんあるんだという感じが、ひしひしと良く伝わってきます。実際の攻城の際に持って行くタイプではなく、じっくりと読み込みたくなる1冊です。
 


つば九郎さん
完全保存版 日本の城1055 都道府県別 城データ&地図完全網羅!

 日本の城を、調べて検索する総覧的な書物としては、今のところ最良の1冊ではないでしょうか。
 どうしても、100名城絡みの本が目立つのと、本の厚み、価格等のこともあるんでしょうが、100〜200城ぐらいの掲載本が多い気がします。しかし、城好きたる者、もうワンランク上の攻城を目指したいところなので、この全国で1000城というのは、最適解という気がします。これ以上、多くなってしまうと、楽しく巡る範疇を超えてしまう感じがしてしまいます。自分だけかもしれませんが。
 22年の発行ですので、情報も、しっかりと新しいですし、県ごとの地図が道路表示も明記されているので、車で攻城している身には、なにより有り難いです。車で廻る際の城の位置関係が、これだと分かりやすいです。けっこう鉄道路線図しか出てない事が多いですので。 
 このものすごい内容量の割には、持ち歩きも可能な大きさですし、正続100名城スタンプ帳を併せたぐらいでしょうか、お値段も、納得のいく範囲内ではないでしょうか。
 無駄のない造りになっており、それでいて、必要なことは、全て網羅されている、なかなか洗練された一冊だと思います。

 


黒将軍さん
完全保存版 日本の城1055 都道府県別 城データ&地図完全網羅!

なんといっても掲載量が多い!
マイナーな城でも本を開けば見つかるし、詳しいことまで教えてくれます。
この本を持っていて損はしないと思います。
それなりに厚めですが持ち運びも十分可能なので、
城好きの方は必ず手に取って欲しいです!


しぇるふぁさん
日本人なら絶対行きたい日本の名城200

劇場型合戦解説動画で人気を博している歴史系YouTuber、YUKIMURA氏監修の城郭解説本です。
攻城団の団員の中には、彼のチャンネルの登録者で動画を見ている方がいるかと思われますが、私もその一人です。特に彼の「合戦解説動画」は動画に拠りますが、いつも90分前後の超大作動画になっていて合戦に至るまでの経緯、背景、合戦の戦況、結果までがきめ細かく解説しており、それを舞台劇場のような語りスタイルで動画にしているので、歴史や城郭初心者でも非常に分かりやすくてのめりこみやすい動画で、いつも参考にしています。
そんな彼が初めて監修した城郭解説本がこちらの本です。2023年5月25日に発売されたばかりの新書です。
amazonでは即日完売するほどの売れ行きで、amazonのベストセラー本紀行・歴史部門で4位になったそうです。私も涸れのチャンネルの告知で知ってamazonで買おうとしましたが、即日完売だったので後日置いてある近所の書店を調べてゲットしてきました。
内容はタイトルの通り日本の城郭200基の解説が掲載されたもので、「山城」、「平山城」、「平城」、「水城・海城」の4つの章に分けて解説されています。冒頭コーナーにはYUKIMURA氏が独自に選出した「YUKIMURA式最強天守ランキング」と「城めぐりを10倍楽しくするためのYUKIMURA流用語解説」があり、ランキングの方は独自の採点基準でランキングした最強天守ランキングと「一度は行ってみたい観光編」だったり、「戦国武将合戦の舞台編」だったり、「(番外編)ざんねんな建物」だったりとちょっと面白いテーマ別ランキングが記されています。「(番外編)ざんねんな建物」ランキングは意外と面白いランキングだと思いました。
用語解説は初心者でも分かりやすく一部写真や図面付きになっていて、縄張りの種類や天守の装飾の名前、石垣の構造の種類、防御構造の種類などが解説されていて分かりやすかったです。
本編の各城郭解説では一部写真付き、絵図・縄張り図付きとなっており、YUKIMURA氏視点での見所がいろいろ記されていて勉強になりました。本のサイズも普通のハンドブックサイズで日本100名城公式スタンプ帳と同じぐらいの幅なのでそこまでかさばらないので、現地攻城時の際に必携したい一冊ですね。


まーちゃんさん
ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!

攻城団に入団する前、これを見て攻城先を決めていました。今でも攻城したらこの本をチェックして掲載されていれば攻城マークを付けています。本の内容としては城趾一覧に加えて、将軍ゆかりの城、籠城戦の舞台となった城などの特集記事、城の歴史と構造の解説まであり、お城巡り初心者の方にお勧めします。


た〜坊さん
ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!

以前ここのデータベースで取り上げていたので興味があって、購入しました。各都道府県別に1000の城館が掲載されており、面白いです。
8人の戦国部将ゆかりの城、城の合戦、名城秘話の斬り口での解説もあります。


た〜坊さん
近江の山城ベスト50を歩く

近江の山城のベスト50と平城ベスト11について解説や縄張図、アクセスについて書いてあります。
滋賀県のこれらの城跡巡りの際にはリュックに入れておきたいものです。


しぇるふぁさん
完全保存版 日本の城1055 都道府県別 城データ&地図完全網羅!

書店の歴史コーナーの新刊書でたまたま見かけて試し読みしたら、内容が凄すぎで思わず購入。
発行日を見ると今年11月に発行されたばかりの新しい城郭参考書で、日本全国の1055基の城郭を網羅して解説している一冊です。掲載城も日本100名城・続日本100名城クラスの有名な城から、市史跡指定城郭や全く指定を受けてない超マイナーな城、中にはお城だけでなくチャシや山口藩庁などの幕末に建てられた城館・陣屋・屋敷まで、いろんな城郭が紹介されていました。
各城郭の解説は、日本100名城や現存天守城では特集ページが組まれていてかなり濃く解説されています。そのほかの城も、築城年、築城主、特徴、所在地、交通アクセスを最低限として掲載しており、今まで知らなかったマイナーな城郭を新たに知ることができました。この中には攻城団未登録城が何基かあり、城郭DB構築プロジェクトに登録申請する上で、決定的な書籍資料として使えるのでオススメしたいです。
ページが448ページあるので少し幅を取る本ですが、持ち歩き用の資料としても使えるかなと思います。


惟任日向守十兵衛さん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

日本百名城のガイドブックとスタンプ帳です。また、日本城郭検定の公式テキストにもなっています。


惟任日向守十兵衛さん
戦國の山めぐり

日本各地にある山城が載っている本です。山城攻略を目指している初心者に特におすすめです。


しぇるふぁさん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

日本100名城公式スタンプ帳の解説ページをさらに拡張したようなガイドブックです。さらに、巻頭にはお城の構造や分類についての解説が分かりやすく掲載されています。お城めぐり始めたばかりの方でも読みやすく、理解しやすい中身なのでオススメします。スタンプ帳付きですが、こちらは破れやすく、耐久性が思わしくないのでこちらについては公式スタンプ帳を購入して集めた方が良いでしょう。
また、日本城郭検定の2級、3級を受検される方は問題の出題元がこのテキストとなっているのでマストで購入を推奨します!


あぶさんさん
近江の山城を歩く

単なる前作の『近江の山城ベスト50を歩く』の続編ではなく、掲載70城全て山城となり全面的な改訂が行われています。
改めて滋賀県のお城の多さに驚かされ、地域ごとの特徴(湖北は別城一郭、湖東は織豊系の石垣造り等々)も分かり勉強になります。アクセスしやすいお城も多数紹介されているので、この本を読むと山城に行きたくなってしまいます。


まーちゃんさん
日本の名城解剖図鑑

お城の基礎知識を復習するつもりでこの本を手に取りました。思っていた通り序章は「城の基本」として天守の構造、形、デザイン、城の構造、その他の建物、施設(土塁、石垣等)、それに加えて築城の流れをイラストを加えてやさしく解説されています。その後は日本100名城、続日本100名城に登録されている有名なお城をイラストを加えて解説しています。「復元された城たち」「復興された城たち」の章を読み比べることによって、復元天守と復興天守の違いを理解することが出来ました。特に復興天守の現在の大坂城に付いて、徳川大坂城の天守台に豊臣大坂城が建っていると勝手に思っていましたが、実際は豊臣大坂城、徳川大坂城のどちらにも似ていないことを知りました。また、竜宮城をイメージとして作られ洲本城の模擬天守は大規模な修理をするにも復元考証をしなければならないので、天守の史料のない洲本城の大規模な改築、新築ができないとの問題を抱えていることも知りました。全体を通して知識があまりなくても読み進めることが出来るので、城めぐり初心者の方、またお城の基本を復習してい方へお勧めの一冊です。


さあやんさん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

攻城団加入後に購入。スタンプ帳付き。当時は名前すら知らなかったお城が多かったので、下調べに活用しました。B5版で少し重いので現地に持っていくことはなかったのですが、これを購入してから私の名城めぐりが始まった思い出深い本です。


こめつぶさん
カラー図解 城の攻め方・つくり方

豊富なカラー写真、縄張り図、イラストを使って解説する総合的な城の入門書。初心者が興味を持ちやすい近世城郭はもちろん、戦国時代の「土の城」「山城」にもかなりのページを割いて、その魅力をアピールしている。また、実際に戦いの舞台となった城の解説では、城の周囲の地形や支城群や陣城、部隊の配置などの図により、歴史のターニングポイントになった戦いのイメージをつかみやすい。


ともさん
歴史REAL織田信長 (洋泉社MOOK 歴史REAL)

信長軍団の7武将の功績と一族の主要メンバーの解説をしているムック本です。あわせて、信長公の居城の解説も行っています


castle.TATOさん
日本の城の謎〈築城編〉 (祥伝社黄金文庫)

日本城郭協会設立者である井上宗和さんの著作。30年前の本ですが今でも十分に通じる読み応えです。

城にまつわる謎や疑問点から、築城編では城造りのテクニックやその城にまつわる知識を教えてくれます。


castle.TATOさん
読めば行きたくなる「日本の城」 (じっぴコンパクト文庫)

全国45箇所の有名な城を厳選して雑学や歴史などを簡潔に説明してくれます。
城に興味を持った方が旅行前に下調べするにはぴったりな城のチョイス&記述量だと思います。

城の所在地を示す場所が実際の場所からずれていたり、羽柴秀長を長秀と書いているなど誤植も見られましたが、自分が持っているのが初版1刷なので今では訂正されているかもしれません


遠里小野さん
清須会議

清須会議自体はそこそこ有名な出来事と言えると思うのですが、それをほぼ登場人物のセリフや思考の対話形式だけでストーリー部分をもちゃんと展開していく大胆な設定に脱帽しました。
セリフ等良い意味で時代考証をぶっ飛ばしてあるので、歴史に詳しくない人にも読みやすくてお勧めです。
賛否あるとは思いますが、私は先に映画を見た為に俳優さんの名演が随所に思い出されてさらに面白さ倍増でした。
登場人物で私が一番良かったと思うのは、羽柴秀吉・柴田勝家・丹羽長秀らのアクの強い主要人物を抑えて、進行役?の前田玄以でした。


こめつぶさん
日本の名城解剖図鑑

豊富なイラストを使って近世の城の魅力を解説する。城の変遷や天守の役割、築城の流れといった基礎知識を押さえ、天守が現存しない城跡から天守が復興された城址まで32城を紹介する。監修者・著者ともに建築史の専門家で、建物や装飾の特徴、使われた木材や技術といった「建築」という視点からの解説が多い。イラストは軽いタッチだが解説は詳細で、特に建物の中を透かして室内や骨組みを描くのはイラストならではの表現だ。城には天守以外に様々な魅力があることを教えてくれる入門書になっている。


七郎麿さん
ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!

すごく色々なお城が載っていて面白いです。
地方別に載っていたり、戦いのことも載っていたりするので読んでみてください。


デュラけんさん
清須会議

羽柴秀吉が明智光秀を討った後、織田家の後継者と領地の配分を決めるため、清洲城で開かれた会議をテーマにした小説です。
古本屋さんで何気なく探していたところ、タイトルと著者名に惹かれて購入しました。

現代語訳で書かれており、最初は違和感を感じましたが、流石は三谷幸喜先生、ユーモアのある内容でありながら、歴史本としての時間の流れや過去の出来事もしっかりと捉えられております、多分?笑。
「会議の結果は、始まる前に決まっている。」と事前の根回しから、不測の備えする秀吉の姿は考えさせられます。


こめつぶさん
お城へ行こう! 名将の素顔をお城が“語る

NHKで2016年2月~3月に放送された番組のテキスト。この年の大河ドラマ『真田丸』に合わせ、真田一族とその時代に活躍した武将たちに縁のある城を取り上げている。講師は城郭研究者千田嘉博氏。天守や石垣だけでなく、土塁や馬出し、総構えなどの防御施設を見所とし、ビジュアルだけでない城の魅力を紹介している。過去に行った城で、漫然と天守を眺めただけだったり、ツアーで訪れ急ぎ足で見学したところにはもう一度行きたくなった。上田城、松代城、躑躅ケ崎館、古宮城、小田原城、山中城、安土城、彦根城、姫路城、名古屋城、大坂城・真田丸


sumboさん
カラー図解 城の攻め方・つくり方

目からウロコの旅の友です。お城を巡り始めてから半年を越えたのにいまだ基礎知識がなかった2017年夏、コンビニでふと手に取ったら一から十まですべてが目からウロコでした。ただ残念なことに4回読んだところで列車の座席に置き忘れてそれっきりです。
今でも覚えているのは「防御の要として切岸が見直されている」ということと、筆者が熱く豊前長野城を推していたことくらいですが、知らず知らずのうちに本の内容が血肉となっていたような感じがしています。


こめつぶさん
日本の城 君も「城」博士になれる!

沖縄の首里城から北海道の五稜郭まで16のお城の歴史を鳥瞰復元図(香川元太郎氏)で紹介する図鑑。小学生の調べ学習向けに城の変遷や天守の構造、城のつくりかた等を丁寧に解説している。行ったことがある城、まだ行ったことがない城、それぞれ鳥瞰図を眺めて楽しんだ。


hiro.Eさん
ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 日本の城

とても生き生きと描かれています。肥後国人一揆の様子など、単に城郭だけでなく、戦闘を想定している絵もあり興味深かったです。阿波に畑山城なんてあったんですね。お城がかつて機能していたことを改めて認識させられる本です。


いけだ商会さん
戦國の山めぐり

「山城を知りたい」と思ったときに、ほぼジャケ買いした一冊です。
ポイントは「合戦の舞台になった城」が選ばれていること。自分は、お城の土木や建築には疎いので、お城へ行って「歴史を視る」ことになります。したがって、「知らない土地の知らない人が建てたお城」へ行くというインセンティブが働かない問題が起こります。そういう時に、この手の本があると助かるとおもい購入しました。
取り上げられているお城は、東北から九州まで各地から選ばれているので有名どころが中心となっています。かつ、初心者の装備で山歩きが楽しめるところですので、多くの団員には物足りない内容かもしれません。
初心者が使おうと思うと、アクセスや縄張図などの情報が少ないので、結局、他の本やウェブサイトで調べなおさないといけ
ません。
高評価できる点は、全頁にカラー写真・カラー図版が使用されているところ。
あくまで、とっかかりとしてのガイドブックとしてか、写真集のようになら使えると思います。


こーたさん
ドキュメント戦国の城

著者は、城郭模型復元にも携わる工業デザイナーの藤井尚夫さん。※今日(2019.2.2)図書館で借りて、ご本人の「藤井戦国史」サイトを見たら閉じている!。もうご存命ではないのか。だとしたら残念。
※攻城団ショップでも扱っている『城ラマ』の監修もされておられるよう。コラムもありました。
http://joukaku-fukugen.com/column/article/column_article_010.html

鉢形城(攻城団No.48)、勝連城(同103)の全域模型復元を担当されたときの話や(第三章)、同書中ふんだんに使われている鳥瞰図も、おそらくすべて藤井さんが描かれたもの。ご自身で現地調査をして、資料をあたり、絵に描ける。もちろん文章も書かれたわけで、そのマルチな才能に驚かされました。

そのほか解説があるのは、躑躅ヶ崎館(同57)・要害山城(同716)・新府城(同167)、小田原城(同25)、小谷城(同71)、水戸城(同42)、上原城(同962)、戸石城(同168)、望月城(同1132)、鷲城(同767)、川越城(同47)、真壁城(同914)、村木城(攻城団、現時点未登録!)、高松城(同88)、賤ヶ岳の戦いとして賤ヶ岳城(同1487)・田上山城(同2591)、黒羽城(同598)、富岡城(同398)、原城(同329)、左沢楯山城(同1302)、安土城(同19)、名護屋城(同95)。
列挙したら長いですがそれでもこのくらいの城でページ数もさほどないので、まず一気に読め、そして今引き込まれ再読中です(苦笑)。

しかし問題なのは、地元愛知の村木城(知多郡東浦町)が攻城団DBにないこと(苦笑part2)。緒川城を攻めるために今川軍が築いたのがその村上城だそうで、緒川城主の水野信元が織田信長の助けを求め、起こしたのが「村木合戦」。天文23年(1554年)桶狭間の戦いの6年ほど前だ。同書ではこの村木合戦を説明するわずか数行中に、斎藤道三、那古屋城、鳴海城、大高城などの名まで出てくる。

戦国期の城は、睨み合い・奪い合い・助け合いで繋がっているのだなぁ。さっそく村木城に行かねば。
(河出書房新社、初版2005.11.20、B4判、本文112ページ)


こめつぶさん
今日から歩ける!超入門 山城へGO!

城メグリスト萩原さちこさんとナワバリスト西股総生さんが城歩きの面白さを語り合いながら、32城を紹介する。戦国時代の城、土造りの城をまとめて「山城」と考え、入門者がその醍醐味を知ることができ、楽しめるように城を選び、必要な装備・縄張図の見方も伝授してくれる。攻城するのに適した時季を示してくれていて親切。


遠里小野さん
古城物語 (時代小説文庫)

櫓や門、井戸と言った遺構(場所もはっきりしないものもありますが)にまつわるエピソードとメインテーマにした作品。
全9話の短編(安土城の鬼門櫓・大阪城の天守閣・春日山城の多聞堂・名古屋城のお土居下・稲葉山城の一の門・熊本城の空井戸・姫路城の腹切丸・彦根城の廊下橋・鹿児島城の蘇鉄)
不条理で暗い物語が多いですが、攻城の際に現地で想いを馳せるのも一興かと。


コースケさん
お城へ行こう! 名将の素顔をお城が“語る

NHKで放送された「趣味どきっ」で取り上げらたお城の見どころについて写真と発掘物、図版で案内しています。さらっとしたテイストなのでスラスラ読みやすいです。


胡麻団子さん
城壁 石積みの肖像

石垣に特化した写真集です。
シンプルではありますが、
石垣好きなら持っていても損のない
一冊になっていると思います。


弥一左衛門さん
城壁 石積みの肖像

写真家後藤徹雄氏の石垣に特化した写真集。石垣派には目がハートマークになるような選りすぐられた写真を掲載。ページ数すら記されてないアート作品集。さすがプロ。どの作品も見事で美しくあっぱれ連打もの。こんな写真が撮りたいなぁ。説明や解説がほしい方はイカロス出版「廃城をゆく6」にも同じ写真が掲載されてますからこちらもオススメ。日々のストレスを感じた後の私のとっておきの目の保養です。


たいさん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

スタンプ帳が切り取って携帯できる小ささなので、私はこちらを使っています。
スタンプ設置場所の記載ありますが、変わってることもあるので攻城団等で調べておいた方だ良さそう。


藤式部卿さん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

日本100名城についての解説書。この本が、私を2度目の全国お城行脚に誘いました。


たなとすさん
安土城―煌めく「五重」の布武の城 (歴史群像・名城シリーズ (3))

安土城に関する内容だけが書かれた1冊。
イラスト、復元図、写真なども多く掲載されている。特に表紙の天守復元イラストがカッコいい!城だけでなく城下町にまで追究しているのも面白い。


散歩者さん
ビジュアル・ワイド 日本名城百選

日本100名城の選定は、お城巡りを楽しむ人の裾野をずいぶん広げたと思う。また、山城の魅力も認知されてきている。しかし、それより以前に城の機能に特化して、独自に100の名城を選定した先進性 は、現在でも色褪せていない。朝鮮倭城の記述があるのも面白い。
個人的に一番面白かったのは、各都道府県から5城を選び、100城を絞っていく過程が書いてある巻末ですね。
日本100名城や続日本100名城に選定されている城と比較してみるのも興味深いです。
読んだことない方は、図書館などで一読されることをおすすめします。


散歩者さん
近江の山城ベスト50を歩く

滋賀県は魅力的な山城がたくさんあり、この本を参考にいくつか訪問しました。各城の縄張り図はもちろん掲載されています。
同じシリーズで愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県があります。全都道府県出してくれないかなあ。


斎木惟勝さん
カラー図解 城の攻め方・つくり方

滝山城や飯盛城等、山城の紹介や縄張り図が多数掲載されており、実際に訪問の際に持っていっても役立ちそうです。
また、お城に関する基礎知識(石垣の積み方等)もあり、初心者の方にもお勧めです。


やすまろさん
ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 日本の城

香川さんの城郭イラストが存分に楽しめます。
すべてのページがA3サイズの折込みとなっているので、イラストがページ綴じ部で分断されることなく楽しめます。自宅等でひとつひとつの作品をじっくり味わうような、そんな見方に適した1冊だと思います。
(逆の言い方をすれば、実際攻城する際に携帯するには向かないですね)


ほむほむさん
ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 日本の城

当時のそのお城の歴史や、動きが解る立体城郭図とでも言っておきましょうか、現地に行って写真を撮り、そのあとに比べて見ると再現度が非常に高い事が解る鳥瞰復元図です。

最近では、香川元太郎先生の鳥瞰図は全国の資料館などでも見掛けることが多くなりました。

少しお値段の方は高いですが、納得できる一冊です。


コースケさん
ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 日本の城

鳥瞰図でお城全体を把握できることで、現地を歩いて、縄張りを実感する楽しさを補完してくれます!A3で見やすいのもポイント高です。


こうのさん
ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 日本の城

香川さんが描かれた全126点の鳥瞰復元図が見れるだけでもすばらしいのに、A3の大きさで印刷されているので細部の描き込みまではっきりわかります。けっして安くはないのですが、それだけの価値がある1冊です。

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今日のレビュー

戦国の終わりを告げた城―八王子城を探る (ロッコウブックス)

おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。

赤ヱ門さん)

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