説明板の内容 --- 井田館跡 戦国時代の天文年間(一五三二~一五五四年)、当地の井田を本居とした豪族斉藤氏が居住した館跡は、現在法華宗妙法寺、白山社、浄土真宗立泉寺の境内となっている。敷地面積およそ「縦(六五間)・横(九七間)」と伝えられ、周囲の土塁・空堀跡や西側の石垣などがこの名残である。 関連する遺跡には、城生城跡、井田主馬ヶ城跡がある。城生城主は、日常は井田館に住み、南側の山上にある主馬ヶ城はその警備のための砦として、敵が襲ってきた非常時に立てこもって防ぐ詰城であったと考えられている。 平成二一年三月 富山県教育委員会 富山市教育委員会 ---
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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