亀山城
亀山城

[和歌山県][紀伊] 和歌山県御坊市湯川町丸山


  • 平均評価:★★★☆☆ 3.00(--位)
  • 見学時間:55分(--位)
  • 攻城人数:66(1827位)

湯川神社(湯川子安神社)

湯川神社(湯川子安神社)は湯川中学校の南にある神社で、湯川氏の平時の城館である小松原館の一角に位置します。

言い伝えによると、湯川氏が館の一隅に明神社を祀っていたのが始まりで、16世紀後半ごろ、湯川直春が姫の安産を浅間神社(静岡県富士宮市)に祈願し、その御分霊を亀山城中に勧請し、明神社と合祀して祀ったとされます。
秀吉の紀州攻めの後、亀山城にあった神社を現在の位置に移し、子安大明神として再興したのが、現在の湯川神社の始まりです。

また湯川神社は小松原館の南東にあった池泉庭園の一部であったとされます。
小松原館は、紀央館高校と湯川中学校の敷地にまたがっており、室町第(花の御所)を模した各地の守護館に匹敵する規模であったことがわかっています。

庭園の北側から、土師器皿や輸入陶磁器などが大量に出土し、その場所には儀式や饗応を行った主殿や会所が存在したと考えられます。さらに堀や池からは、焼けた瓦や建築部材、焼土が多量に出土し、天正13年(1585年)の秀吉の紀州攻めに係る火災で焼失したと考えられます。
それ以後の遺物が出土していないことから、この時小松原館も廃絶したものと推定されます。

現在は、神社前の池と池の中島であった神社地に、庭園の名残を残すのみとなっており、かつての広大さを想像することは困難です。
社殿の脇にある樹齢1000年とも言われるクスノキだけが、すべてを見てきたのかもしれません。

このページに記載してある内容の大半は 黒まめさんに寄稿していただきました。ありがとうございます!
   

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東京都の中世城館

東京都教育委員会が平成11年から13年の3ヶ年に渡り実施した分布調査をもとに206件の城館が掲載されています。分布調査は全国の都道府県で実施されていますが、その報告書は古本屋か図書館で探すしかないのが実情です(一部ネットで閲覧する事が出来るものもあります)。この書籍に関しては現在でも書店で購入出来るので、貴重だと思います。他の報告書と同様に地図、城館データ記載の一覧表、解説、縄張図が掲載されていますので、東京都の城跡巡りには必携の本だと思います。

襟巻蜥蜴王(仮)さん)

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