サンライズ出版の「近江の山城を歩く」では、この攻城口を案内しています。先客は、兎さんです。鎌掛バス停から徒歩で15分の距離です。
井戸方向への道が続いています。
土塁で囲まれています。
本丸も土塁で囲まれています。
ここから石垣石が切り出されていたそうです。
用水路も併設されたコンクリート橋を渡れば、山屋敷です。
堀底に用水路を上手に設けています。
ひょっとしたら、江戸時代にかっての家臣が住んでいた時の痕跡かもしれません。
山屋敷の西側の守りです。
川からの防衛のため、堀が二重になっています。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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