丑寅櫓跡から。こうしてみると石垣の孕みがよくわかります。
手前の石垣は犬走りの石垣で、内堀(水堀)に面していたようです。この犬走りは、東鉄門まで繋がっていたようです。
この辺りは改変が著しく、天守台への上がり方もわからなくなっています。 ガイドさん曰く、天守台には登っても良いそうです。
北面の石垣は、外側よりも内側(本丸側)の孕みがひどく、修復しないと崩落の危険性もあります。 景観の良さはありますが、石垣の上に植栽をするのは木の根が石垣を押し出してしまうため、石垣のためにはよろしくないそうです。
百五銀行北側に移築保存された内堀の石垣です。
別角度から。
ガイドさんの案内によると、高虎の算木積みは長尺側が他と比べて長いそうです。 確かに通常だと長尺は短尺の倍ほどの長さですが、ここのは短尺の3倍はありそうです。 これにより、強度が増しているとのことでした。
現在の復興櫓の位置には、もともと多聞櫓が櫓門と連結しており、櫓の手前(北側)に丑寅櫓があったそうです。
反りのない石垣が特徴的です。
丑寅櫓跡から。こうしてみると石垣の孕みがよくわかります。
本丸の南面の石垣。 ガイドさんによると、違う時代に継ぎ足されたものなのか、何かの理由(強度など)でこのように積んだのか、まだわかっていないそうです。
グリーンで塗りつぶした部分は後から詰められたもののようです。 地元の古老の話では、昔はここから石垣の上(本丸内)まで上がれたらしく、子供達がよく遊んでいたらしい…と、ガイドさんがおっしゃっていました。
東側から撮影。
津センターパレス地下一階に展示されています。
穴蔵のある石垣が天守台、真ん中が小天守台、右端の屋根は埋み門の屋根。
本丸北面。
移築保存された石垣の説明板。
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