ニ郭西側の堀とその外側の土塁が残っています。この城址の一番の見どころですね。
この虎口の向こう側にも、主郭南側の防衛戦の空堀と土塁が続いていたんですね。 今では見晴らしの利く展望台の様になってしまっています。
公園の入り口から撮影。小さいですが、雰囲気はしっかり残っていて、良い公園だと思います。
城の沿革と発掘当時の航空写真が記載されています。かつての城域を偲ぶのに助かります。
かつては広かったニ郭も、今ではこれだけしか残っていません。あとは台地ごと削られてしまいました。
かろうじて残るニ郭虎口部分から、馬出し全景を撮影。かつて、この通路は空堀になっており、ニ郭側の防備になっていたと思われます。
公園内では、この堀跡が一番幅が広い様でした。四街道市の城址の整備は色々問題がある様ですが、この公園のこれ以上の改変がないことを祈ります。
こうして見ると、大半が宅地化で失われてしまったことがよくわかりますね…残念です。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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