団員のレビューが投稿されている関連書籍をご紹介します。
現在この書籍は出版社にも在庫がなく、書店で購入する事が出来ません。たまたま入手してようやく山城ベスト50シリーズが揃いました。
このシリーズは各都道府県のお勧めの城が載っており、有用です。他の都道府県も出版されると良いですね。
長野県は山城50と番外編で平城が17載っています。
著者が編纂した「縄張図・断面図・鳥瞰図で見る信濃の山城と館」全8冊の抜粋版だそうです。
信濃の60の城館について立地、城主・城歴、城跡、まとめなどの項目について書かれてあります。また、必要に応じて各城館の遺構などについて別項目でまとめてあります。
地形図や縄張図も掲載されてありますので、とても参考になります。
とても生き生きと描かれています。肥後国人一揆の様子など、単に城郭だけでなく、戦闘を想定している絵もあり興味深かったです。阿波に畑山城なんてあったんですね。お城がかつて機能していたことを改めて認識させられる本です。
同様のシリーズの長野県版。山城50と平城17が掲載されています。長野県の城を訪問するときには、必ず持っていきます。
前提として50城という制約があるので、TETSUさんのおっしゃるように、ここも掲載してほしいという気持ちが生じるのは事実です。それでも、掲載されたまだ未訪の城を見ていると、いつ訪問しようかと頭を悩ませています。2018年9月現在で攻城団に未登録の城もあり、いずれ登録される日が来るのを期待させられます。
散歩者さんがお勧めしているシリーズの長野版。最近、持ち歩いているガイドブックはこちらです。すべての城に縄張り図とアクセス方法が記載されていて、山城の探訪には重宝します。
しかし日本100名城と同じで、この広い長野県でたった50城に絞ってあるので、選定された城にはたぶん、利用者によって賛否が残ると思います。私も「何であの城が設定されていないのか」という城がいくつか有ります。
香川さんの城郭イラストが存分に楽しめます。
すべてのページがA3サイズの折込みとなっているので、イラストがページ綴じ部で分断されることなく楽しめます。自宅等でひとつひとつの作品をじっくり味わうような、そんな見方に適した1冊だと思います。
(逆の言い方をすれば、実際攻城する際に携帯するには向かないですね)
当時のそのお城の歴史や、動きが解る立体城郭図とでも言っておきましょうか、現地に行って写真を撮り、そのあとに比べて見ると再現度が非常に高い事が解る鳥瞰復元図です。
最近では、香川元太郎先生の鳥瞰図は全国の資料館などでも見掛けることが多くなりました。
少しお値段の方は高いですが、納得できる一冊です。
香川さんが描かれた全126点の鳥瞰復元図が見れるだけでもすばらしいのに、A3の大きさで印刷されているので細部の描き込みまではっきりわかります。けっして安くはないのですが、それだけの価値がある1冊です。
書籍を検索してレビューしましょう。
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