高さ・勾配とも見事。 岐阜県内の城趾では、岐阜県恵那市の前田砦(攻城団未登録)の切岸に匹敵します。
いわゆる千畳敷と呼ばれる広さ。 他の曲輪群も合わせて、十分な駐屯能力を備えています。
二の丸側から本丸への侵入口。 写真右手、および正面左側の櫓台から迎撃する仕組みです。
左側が二の丸、右側が本丸。 撮影側、および正面奥の櫓台から横矢を射かけます。
土橋上から撮影
奥が二の丸で手前側が三の丸。 三段に構えた曲輪がはっきり残っています。
大手門から城外側への登城路を望む。 登城路はほぼ消えかけていますが、3分ほど進むと横堀と土塁が現れます。
案内板には太鼓曲輪との記載あり。 太鼓櫓があったのかな。
二の丸方面に向けて何段もの曲輪が続いています。
出丸からの眺め。 左右に流れるのは木曽三川の一つである揖斐川です。
城内で最も高所にあるため、眺望が素晴らしい。
この付近で野生の鹿に遭遇しました。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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