城跡へは御坂山を下った先(御坂峠)にあります。(案内板左端を更に行く)
ここまで15~20分。この案内表示を左(旧御坂峠)に行きます。
登城道を歩いてて不安にあるといけないので、説明がてら一応写真を載せました。ここを左に向くと河口湖が見えます。ここまで来れば城郭域まであと少しです。
ここから城郭域に突入です。この堀切を見た時の安心感が半端なかったです。ここまでで早くて70分以上掛かります。
この堀切は浅いです。
かなり長大な空堀で、100m近くあるかと思われます。
以前は茶屋だったそうですが、現在は廃墟と化してます。
御坂町、河口湖町指定記念物(史跡) 御坂城跡 昭和四十七年十二月一日指定 一、構造形式・「山城」空堀 二、規模・東西約七百メートル、南北約五百メートル 三、構築年代・戦国時代に修築し、それ以前の構築と見られる。 四、使用年代・文献によると、天正十年(一五八二年八月十二日)前後で「御坂の合戦」として「武徳編年集成」に使用された状況の記録が残されている。 五、城跡・「甲斐国志」による御坂城の名は幻の城として不明のまま忘れられていたが、昭和四十三年に城に関する古地図が発見され、その結果驚く程の規模の山城遺構が発見された。山城として鎌倉街道御坂峠の頂上を中心に上記の規模で稜線を囲んで塁壕を持って構築されたものである。古くは鎌倉街道の要所として、国中地方を守る山砦であったものを戦国動乱の時代、北条氏が甲州侵攻の拠点に拡大修築したものと言われている。 町指定史跡のようです。 国指定史跡レベルに匹敵する城跡なので、もっとアピールして欲しいですね。
主郭部周辺にはこれでもか!と言わんばかりに張り巡らされています。
ゆうに100mは超えます
ここからだと城跡へは軽く一時間以上は掛かります。登城口自体の標高が高いので、空気が薄く感じますので疲労感がすごいです。飲み物等の装備は万全に。
普通、山城の主郭部は山頂にあるのが大半ですが、ここ御坂山の山頂はただの通過点でしかないので、ここで休憩していくのがオススメです。ちなみに天下茶屋からここまでで私の足で45分。ここから更に鉄塔がある方へ下って行きます。
御坂山山頂よりここまでで10分位。歩いてて不安になるかと思いますが、この先に鉄塔があります。足場が悪いので注意が必要です。
緩やかなカーブを描いており、結構な長さがありました。
当時のままきれいに残っています。この先も更に空堀が続きます。
土木量が半端ないです。
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