楠木七城をめぐり、楠木正成や正成が活躍した時代を知りたいなと思い手に取りました。
楠木正成が活躍したわずか5年が濃〜く描かれ、読んだ人をグイグイ惹き込んでいきます。特に、正成の奇策の数々とそれによる勝利が痛快です。
正成は、河内弁で喋る「河内のオッサン」なんですが、なぜか読んでるうちにイケメンに感じてきます。
最期に向かう章は、気分が重くなるのですが、正成の河内への愛情、息子たちへの愛情、愛馬や愛犬への愛情が素敵で、読後感は悲しいばかりではありません。
物語なので、史実とは異なる部分もあると思いますが、その時代を知るのに読んでよかったと思いました。
タイトル | 楠木正成 河内熱風録 |
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著者 | 増田 晶文 |
出版社 | 草思社 |
発売日 | 2023-09-01 |
ISBN |
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価格 | 3080円 |
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