攻城団のタイムラインに登録連絡があり、おもしろそうだったので読んでみました。
まず最初に、戦国時代の合戦に関する研究は旧陸軍参謀本部編「日本戦史」シリーズを基礎となっており、戦後独自の合戦研究は行われなかったとの事ですが、1970年代になって研究に対しする状況が変化し、研究が始まったとのことにまず驚かされました。内容としては、「川中島合戦では武田信玄と上杉謙信の一騎打ちはなかった」から「大阪の陣では徳川家康が豊臣家を騙して内堀を埋めたという逸話も事実ではない 」までの主立った合戦についての現在の研究状況が解説されており、歴史って研究が進めば変わっていくものなのだと言うことを痛感させられる一冊でした。
タイトル | 動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで (朝日新書) |
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著者 | 呉座 勇一 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2023-09-13 |
ISBN |
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価格 | 891円 |
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