なかなかの圧巻の情報量の本になっております。まさに辞典サイズで、厚さは4〜5cmはあるでしょうか。日本に城は5万とあるそうで、その内の5分の1の10038の城がリストアップされています。ただ、全ての城が1行で紹介されているのみなので、歴史学者な訳でもなく、城の専門家になりたい訳でもなく、単なる城巡り好きの自分にとっては、あまり必要性はない気がします。自分に必要な情報の優先順位は、駐車場や撮影スポット、近くのグルメ、温泉だったりするレベルですので。圧倒されはしますが、人を選ぶ本だと思います。
どうでも良い追伸としては、自分が今、住んでいる市には残念ながら、どの本見ても城がない市なんですが、1万を超えるこの本に1城だけ見つけることができました。ちょっと寂しい。
各都道府県別に名称、所在地、立地、年代、城主、遺構、概要について一覧表でまとめられています。
また、国と県の指定があるかは欄外に記入されていますが市町村指定については書かれていません。
お勧めできるかどうかは、微妙な感じがします。
都道府県別の城・城跡一覧データが網羅されておりすごいボリュームです。城の詳細はありませんが、旅の前にチェックするととても参考になりそうです。
こんな分厚い辞典買うと学生気分に戻った気がします。
タイトル | 日本の城辞典 |
---|---|
著者 | 日本城址研究会 |
出版社 | 新星出版社 |
発売日 | 2021-06-23 |
ISBN |
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価格 | 4950円 |
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この本は日経新聞の土曜朝刊別刷に掲載中の「何でもランキング(1〜10位)」の旅に関する記事をまとめたもの(2019年8月発行)。《第1部、絶景を見に行く》のコーナーには「闇夜に浮かぶ城、冬こそ必見」、《第2部、そぞろ歩きを楽しむ》には「1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町」のページがあってそれぞれ10の城と城下町が紹介されています。松本城と弘前城は両方にランクイン、また「〜城下町」の方にはこうの団長のコメントや「調査の方法」のところには「お城ファンサイト「攻城団」などの推薦や…」というちょっと嬉しい表記も。
たまには攻城しないお出かけ先を探してみようと久しぶりに書棚から出したのですが、やっぱり「城、城下町」のページを真っ先にチェックしました。さて、同行者の満足ポイント(街歩きと地元の食やお酒)があって、ほどよく攻城できる次の行き先はどこになるかな。
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