銀の滴(しずく)降(ふ)る降るまわりに、金の滴降る降るまわりに。
19歳の若さで亡くなったアイヌの少女、知里幸恵さんが、絶滅に追い込まれていたアイヌ伝統文化を残そうと魂をこめて神謡を編訳されたものです。
「熱源」を読んでなければ、出会わなかったと思います。スピンオフ作品のつもりで読みました。
動物にも、草木にも、大地にも神がやどるという考え方に心惹かれました。
末尾に、金田一京介先生とアイヌ初の北海道大学教授となった弟の知里真志保先生の解説あります。
タイトル | アイヌ神謡集 (岩波文庫) |
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著者 | 幸恵, 知里 |
出版社 | 岩波書店 |
発売日 | 1978-08-16 |
ISBN |
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価格 | 638円 |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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