戦国三大梟雄の一人というあまり有り難くない称号を頂く宇喜多直家を中心とした宇喜多四代の話。それにしても、表裏者、乱世の梟雄、などといわれている直家をここまでカッコヨク描いている小説は珍しい。そこが新鮮で面白く、著者の筆力に説得力がある。事実、身一つにまでに凋落したところから、 備前・備中・美作余りを領する戦国大名にまで台頭しているのだから、それもまた宣なるかな。
タイトル | 梟の系譜 宇喜多四代 |
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著者 | 上田 秀人 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2012-11-16 |
ISBN |
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価格 | |
ページ数 | 354ページ |
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