攻城団の各種お知らせ用のブログです。毎月のレポートや新機能のご紹介など、スタッフからのサイトに関するご連絡はここに書いていきます。
今回の熊本城攻城では、前回見学しなかったところを見ることにしました。
熊本城は少しずつですけど、櫓などの復元を進めていて、いまも櫨方門のところの馬具櫓を復元中です。
まずは宇土櫓の近くにある数寄屋丸二階御広間です。 まあ誰もいない。天守から宇土櫓へ向かうルートのちょっとそれた位置にあることもあって、ほとんど見向きもされてません。ぼくも前回来たときは「ま、いいか」と飛ばしちゃいました。 案内板です。なるほど、大坂城の山里丸と同じで、文化的遊興の空間だったと。 靴を脱いでそのまま二階へ上がります。 こんな感じで少しだけ武具の展示などがありました。 大半は畳張りの部屋になっています。ここで連歌の会などの催しをやっていたんですね。 蛍光灯がちょっと興ざめな感じです。 ここは5分か10分ほどで見学できます。出口の前から天守と小天守が見えます。 反対側はちょっと木で隠れてますけど、飯田丸五階櫓が見えます。 次はその飯田丸五階櫓へ向かいましょう。 まず来た道を引き返して、二様の石垣のところまで戻ります。ちょっと天気も良くなってきました。 こうやって見ると、細川時代の石垣はちゃんと算木積みをしていて、強度が増してるのがよくわかりますね。 いちょう並木を抜けていきます。 さすが「銀杏城」の異名のとおり、このへん一帯はいちょうの落ち葉がすごかったです。銀杏くさくはなかったですけどね。 見えてきました。 宇土櫓もですけど、5階建ての櫓がこれだけあるというのがすごいですよね。 (当時は6棟あったそうです) どん! この角度から見ると、とても複雑な構造ということがわかります。 そして案内板です。 飯田覚兵衛が預っていた曲輪にあったので、飯田丸と名付けられたそうです。 中はこんな感じです。撮影もオッケーでした。 こっちも誰もいなくて、見学者はぼくひとりでした。もったいないなあ。 木造はいいなあ。 復元の様子もこんなふうにまとめられてました。 さっきまでいた数寄屋丸が見えます。 残念ながら3階までしか上がれません。 おじさんに聞いたら「天井が低いので無理なんですよ」っていってました。 たしかに外から見ててもかなり低そうです。おそらく4階以上は見張り台としての役割を持ちつつも、よくあるように武器庫として使われてたんでしょうね。 ふたたび外から。 そういえばこの縮尺ってディズニーランドの設計に似てるのかも。ディズニーランドの建物も遠近感を出すために、2階部分は小さくつくってると聞いたことがありますが、なんだか似てますね。 もっともこの櫓の場合は遠近感を出すのが目的じゃないでしょうけど。 櫨方門の近くから見た飯田丸です。石落しがよくわかります。 熊本城にいくと、まず天守に登って、本丸御殿と宇土櫓を見学して帰っちゃう方が多いかもしれないけど、もしあとすこし時間があるなら、あるいは二回目に攻める場合は、こういう他の櫓を見てほしいですね。toproadさんが城がたり「ちょっとわかる忍者の実態」を企画してくれました。忍者に関する本を読んで読書メモを共有しませんか。今回は聞くだけの参加もOKです。
つづきを読む毎月恒例の月次レポートを公開します。いよいよ今月で攻城団も10周年を迎えます。この10年にいろんなことがありましたが、みなさんの支えがあっての10周年です。ぼくの人生にとっても大きな意味を持つサイト(であり会社)になりましたが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
つづきを読む3月24日(日)に城たび〈あなた毛利元就派? 陶晴賢派? ガイドと巡る厳島の戦いツアー〉を開催しました。厳島の戦いの最新研究をもとに追体験をしようというツアーでしたが、やっぱり団員との城めぐりは楽しいですね。今回もツアー中の写真をたくさん撮ってきたので、レポートを書きました。
つづきを読む丸亀城のコラボチラシが新しくなりました。城内にある丸亀城内観光案内所で入手できます。
つづきを読む丸岡城のコラボチラシが新しくなりました。駐車場前にある「一筆啓上茶屋」で入手できます。
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