攻城団ブログ

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【アンケートあり】北野天満宮で御土居を見てきました

京都の北野天満宮は菅原道真を祀ったことから学問の神様として、毎年たくさんの受験生が参拝する神社として知られています。
ここの境内は聚楽第完成後の1587年(天正15年)10月1日に豊臣秀吉が北野大茶湯(北野大茶会)を催した場所でもあります。北野天満宮は位置的には聚楽第からも徒歩20分程度なのでちょうどいい場所だったのでしょうね。

この茶会は当初10日にわたって開催される予定がたった一日で終了されることになり、もちろんなにか遺構が残っているわけでもないのですが、じつはこの北野天満宮には秀吉にまつわる遺構があります。

それが境内西側にある「御土居」です。
正確には秀吉が京都の総構えとして、全長約22.5kmにわたって周囲に築いた土塁が御土居なので、「御土居の一部」が北野天満宮に残っています。

ここは「もみじ苑」となっていて、有料で見学することができます。

見学料は宝物殿の入館料とあわせて「500円」です。

史跡
御土居(おどい)
 御土居は天下統一を成し遂げた豊臣秀吉公が、長い戦乱で荒れ果てた京都の都市改造の一環として外敵の来襲に備える防塁と、鴨川の氾濫から市街地を守る堤防として、天正19年(1591)に多くの経費と労力を費やして築いた土塁です。台形の土塁と堀(堀の一部は川、池、沼を利用)からなり、その延長は22.5キロメートルに及び、東は鴨川、北は鷹ヶ峯、西は紙屋川、南は九条あたりに沿って築かれました。土塁の内側を洛中、外側を洛外と呼び、要所には七口を設け、洛外との出入口としました。鞍馬口、丹波口などの地名はその名残です。京都の沿革を知るうえに、都市の発達をたどる重要な遺跡として「史跡」に指定されました。

これが御土居です。

この部分は比較的原型に近い状態で残っているらしく、高さも5mはありました。

またここには水抜き用の暗渠が残っていることでも知られています。

土塁で囲ってしまうとプール状になってしまうので、雨水などを排水するための施設が設けられていました。高知城などの石垣にある石樋いのようなものですね。

悪水抜き(あくすいぬき)
豊臣秀吉公が築いた「御土居」には、内側から外側への排水を遮ってしまうという問題がありました。
ここ北野天満宮においては、御土居を貫通する全長19.3mの切石組暗渠(地下式または蓋付きの導水路)を設けて、雨水などが神域を侵さないような配慮がなされています。

残念ながら内側を見ることはできないそうです。

史跡 豊太閤築造 御土居
天正十七年(昭和五十年より三八六年前)豊太閤皇居を造営し、ついで京洛の区域を定め、その境界、並、水防のため天正十九年(昭和五十年より三八四年前)諸侯に命じて京都の四囲に造営した大土堤の一部なり。 史跡指定昭和四十年十月廿七日

ちなみにここには「もみじ苑」の名のとおり、たくさんのもみじの木が植えられていますので、秋の紅葉の時期にまた見にいこうと思います!

【アンケート】御土居見学ツアーの開催について

実施するかはさておき、その検討材料としてみなさんの意見を伺いたいので、以下のアンケートに答えていただけるとうれしいです!


北野天満宮にかんするその他の話題

宝物殿の鬼切丸

北野天満宮の宝物殿には重要文化財の日本刀「鬼切丸」が展示されています。

いまはよそに貸し出されていて鞘しか見れませんでしたが、この宝物殿にも立ち寄ったほうがいいですね。

長五郎餅

北野天満宮にある長五郎餅は、なんと秀吉も食べたといわれていますので、ぜひお土産に!

長五郎餅の由来
 下の森はもと北野天満宮の表参道にあたり、毎月25日天神さんの縁日で賑わった。長五郎餅は天正十五年豊臣秀吉北野大茶会のとき、境内に茶店を出していた先祖の河内屋長五郎が、秀吉に餅を献上したところ大へん気に入られ、以後"長五郎餅"と名乗るべしと命名されたという。 長五郎餅本舗
   
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