攻城団の各種お知らせ用のブログです。毎月のレポートや新機能のご紹介など、スタッフからのサイトに関するご連絡はここに書いていきます。
こんにちは、こうのです。
今日は虎御前山城、賤ヶ岳城のデータを登録しました。
いま「おやっ?」と思った方、お気持ちはよくわかります
ぼくも「虎御前山や賤ヶ岳って砦じゃないの?」と思ってました。そもそも「城」と「砦」については付城(向城)や陣城なども含めて、境界があいまいなところはありますし、その都度ケース・バイ・ケースで登録するかを検討してきました。
今回は滋賀県教育委員会が開催している連続講座「近江の城郭」の2011年(平成23年)の講座名や、2006年(平成18年)におこなわれた「近江のお城46選」の応募用パンフレットに「賤ヶ岳城」の記載があったので、オフィシャルな講座や発行物で「城」としている以上、なんらかの根拠や理由があるのだろうと考え、問い合わせることにしました。
所在地である長浜市役所歴史課から回答をいただいたのですが、滋賀県では以下の基準で区分しているそうです。
なるほど、これはきわめてわかりやすいですね。
是非や賛否はもちろんあると思います。でもこれは「100名城」に「台場」や「水城」や「環濠集落」や「チャシ」や「グスク」を入れるのかというのと同じで、おそらく満場一致の結論にはならない問いだと思うので、ぼくとしてはこうした明確な基準が存在しているのであればそれを受け入れて、登録することに決めています。
(より正確にいうなら意見が割れた場合でも「城である」と主張する側に明文化された根拠や基準があるなら登録対象とするつもりでいます)
このように攻城団の城郭データベースは必要に応じて教育委員会や市役所などに問い合わせをしつつ、登録していっています。
そのため時間がかかってしまうこともあるのですが、どうぞご理解ください。
今後も慎重に、だけど柔軟にデータベースをメンテナンスしていきますので、「これは登録対象に入るのかな」と思われた場合はまずいったんリクエストを出してください。そこから調べたりしながら検討をはじめましょう。
あと虎御前山城、賤ヶ岳城の写真をお持ちの方はぜひアップしてくださいね。
[追記]
あとは補強材料として、『領家文書』には、天正元年9月に「しつかたけの城」とあるそうですが、『領家文書』についてよくわかってないので詳しい方に教えていただきたいところ。
4月20日(土)に城たび〈ストリートミュージアムで巡る和歌山城ツアー〉を開催しました。スマホのVRアプリ「ストリートミュージアム」を使って江戸時代の和歌山城と見比べながら団員のみんなと城内を歩きましたが、とても新鮮で楽しかったです。今回もツアー中の写真を293枚も撮ったのでレポートを書きました!
つづきを読むtoproadさんが城がたり「ちょっとわかる忍者の実態」を企画してくれました。忍者に関する本を読んで読書メモを共有しませんか。今回は聞くだけの参加もOKです。
つづきを読む毎月恒例の月次レポートを公開します。いよいよ今月で攻城団も10周年を迎えます。この10年にいろんなことがありましたが、みなさんの支えがあっての10周年です。ぼくの人生にとっても大きな意味を持つサイト(であり会社)になりましたが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
つづきを読む3月24日(日)に城たび〈あなた毛利元就派? 陶晴賢派? ガイドと巡る厳島の戦いツアー〉を開催しました。厳島の戦いの最新研究をもとに追体験をしようというツアーでしたが、やっぱり団員との城めぐりは楽しいですね。今回もツアー中の写真をたくさん撮ってきたので、レポートを書きました。
つづきを読む丸亀城のコラボチラシが新しくなりました。城内にある丸亀城内観光案内所で入手できます。
つづきを読むあなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する