攻城団ブログ

攻城団の各種お知らせ用のブログです。スタッフからのサイトに関するご連絡のほか、お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

攻城団はもうすぐ法人になります

こんにちは、コースケです。
今日はみなさんにお知らせがあります。

2015年10月に攻城団の永続化をめざした活動をはじめてちょうど1年になります。
このたび、攻城団を法人化することにしました。

永続化プロジェクトのコーナーで、各地を訪問した際にはレポート記事を書いてきたので、法人化にあたってもなにかしらも書かなきゃいけないなぁ、という考えがあったのですが、こうの団長からも「法人化についての経過報告とかも書いたら読みたい人いないかなあ。この一年、やってきたこととか、考えてきたこと(あるいはその変化)とか」といわれたので(いわれるとすぐ真に受けるタイプなんです)、なにかを書こうと思います。

この一年やってきたこと

ちょうど1年前に、こうの団長が北陸新幹線で、ぼくが住む石川県にやってきました。

このときは1年近くぶりの再会だったのかな。金沢駅前のごはん屋さんで夕食を食べながら、攻城団を今後どういう位置づけで運営していきたいのか、組織化した際の運営方針といったことを聞きました。翌日は場所をかえて近江町市場の近くにあるカフェで再度話をしました。

事前に「(自分がいなくなってもサイトが残るように)攻城団を個人運営から組織運営に変えていきたい」ということは聞いていたので、法人化することはわかっていました。
ぼくが確認しておきたかったポイントはひとつだけで、「どういうスタンスで起業に臨むのか」ってことでした。なぜならスタンスが一致していなければ、いい協力関係を築いていけないと思うからです。

これはひとつの例ですが、具体的には銀行や投資家などから資金提供を受けて、とにかく急成長を志し、株式上場を目指すというスタンスがあります。
あるいは自己資金で身の丈にあった経営をして、ゆっくりと着実な成長を狙うというスタンスもあります。

どちらがいいとか、優れているという話ではなく、なにを選択するかという話です。一般的に大金持ちになりたいなら前者のほうが可能性は高いかもしれませんが、その一方で自分たちの思うように事業を進められないというリスクも伴います。
ぼくは団長がなにを優先しているのかを知りたいと思いました。

団長からは以下のような話を聞きました。

  • 当面はぼくら2名のプロジェクト(任意団体)として運営していく
  • 試行錯誤をつづけながら、方向性が見えた時点で法人化をおこなう
  • 法人化は合同会社として設立する(この時点ではNPOの選択肢も残っていました)

このことによって、ぼくらは

  1. 攻城団の自主独立性を重んじて、身の丈にあった経営をする
  2. 急激な成長よりも持続性を優先する
  3. 法人化はあくまでも永続化のための手段にすぎない

ことについて共有したことになります。

ユーザーのみなさんに支持されて長く愛されるサービスを提供していくためにはぼくもこのスタンスがいいだろうと考えていたので、異論はありませんでした。
ぼくは永続化プロジェクトに参加して協力することを団長に約束して、攻城団は団長の個人サイトから(ふたりとはいえ)チームで運営するサイトになりました。

運営側に立っての行動開始

そして、ぼくが運営側の人間としてはじめて書いたのが次のブログでした。

ここから今日まで取り組んでいるのは「攻城団を永続化させるために、組織が成長(維持)できるビジネスモデルと仕組みづくり」です。

まず、ぼくら役割分担はおおきく、サイトの外(自治体や企業など対外的な活動)とサイトの中(システム開発とコンテンツ企画制作)とにわかれています。外をぼくが、中を団長が担当しています。
そもそもこれまでの攻城団は団長が自分の貯金を崩してひとりで運営していたわけで、それを経済的に自立させるということ(簡単にいえばお金を稼ぐこと)がぼくが期待された役割でした。

自治体、企業など、いろんなところを訪問して、たくさんの方にお会いしてきました。
なかでも姫路市には何度も伺って、フォトコンテストの実施など攻城団がインターネットの中から飛び出す企画の実現にもたずさわれましたし、先日発表したように七尾商工会議所、のと共栄信用金庫との共同事業もはじまります。

まだまだ攻城団のことをご存じない方のほうが多い状況ですが、それでもご説明に伺うとサイトのつくりや活動意義についてみなさん評価してくださります。
毎月団長がレポートしているように、サイトのアクセス数なども増加しており、攻城団は利用者に愛されているサイトであるとともに、自治体や企業からも評価され必要とされるサイトであることを実感した一年でした。
また提案書などの資料をつくりながら――そして制作過程で団長と何度も話しながら――攻城団の良さをぼく自身あらためて理解した一年でもありました。

攻城団には毎日のように利用者のみなさんからメールが届いています。
ぼくは運営側に立ってはじめてそのことを知ったわけですが、こんなに支持されているサイトはそうそうないと思いますし、みなさんからの温かいメッセージにはいつも勇気づけられます。

そして法人化へ

各地で話をする上で、ありがたいことに「法人でない」ことがネックになったことはほとんどなかったのですが、同時に自ら選択の幅をせばめていることも感じていました。
当初から法人化については合意していたわけですし、攻城団の未来を考えても、どこかのタイミングで踏み切らなければなりません。

一方で会社を作るということは「どこに登記するか」という場所の問題なども出てきます。
ぼくらは全国どこかの城下町に攻城団資料館をつくり、そこを拠点にしたい(そして将来的には各地に拠点を増やしていきたい)と考えていたため、できればそこを本社にしたいと思っていたんですね。
だけどなかなか自治体と話がまとまらなくて、いったん資料館の件は法人化と切り離して考えることにしました。

お互いが「いつかそのうちに」と思っていたわけですが、「じゃあ『いつ』法人化する?」という会話をはっきりしたのは、フォトコンテスト授賞式のために訪問した姫路でのことです。
ぼくらはふだん離れているため数ヶ月おきにしか会わないのですが、こういう大事な話だけはできるだけ会って話すようにしています。

ちなみに石川県に住んでいて、離れた距離でどうコミュニケーションとっているの? と先日も聞かれました。コミュニケーションは基本的にはほぼ毎日とっています。団長が電話嫌いなこともあって、メールや掲示場など100%テキストを使ったやり取りです。

テキストだと表情やしぐさといった情報がないので、けっこうこまかく書く必要もありますし、「ん? どういう意図だろう」と思うことも多いんですよね。
これは当初からなかなか苦労しましたし、いまでも完全に払拭できたわけではありませんが、疑問点はちゃんと確認するように進めていくことで相互理解度は深まっていると思います。この背景にはお互いが「ちゃんと伝わってるだろうか」と心配症なくらい意識しているということも影響しているでしょうね。

電話や対面と異なり、文面に残すという進め方のメリットもあります。
過去の経緯などをいつでも見返すことができますし、複数の話題を同時並行で進行していけるのでなにかを決めるのがとても速くなります。法人化に必要な決めごとも、すべてテキストで決定していきました。

話を戻します。
いつ法人化するかというタイミングについて、そのときちょうど攻城団の協賛スポンサーを募集するところだったので、「スポンサーが3社集まったら法人化しましょう」という条件にしました。
いつでもいいからこそ、なにかきっかけがほしかったし、指標となる数字を決めたかったんですよね。そしたら団長のツテで、すぐに3社から協賛をいただくことができたのです。

これはほんとうにうれしいことでした。ツテとはいえ(だからこそ)、期待していただき協賛していただけたことは、とても心強いものでした。
ぼくは3社のスポンサーを集めるのはもうちょっと時間がかかるかもしれないと正直思っていたんですよね。
このことをきっかけに「法人化」にむけた具体的な作業に着手しはじめました。

いまは法務局に提出する書類をつくっているまっ最中です。
もうちょっとで、いよいよというか、ついにというか、おそらく10月には攻城団は任意団体から法人となり、活動することになります。
本社はけっきょく団長が京都にまた引っ越すこともあり、京都にすることにしました。京の都から全国に展開していきます。

法人化したのちには、なるべく早い段階で仲間づくりにも着手していきたいです。
サイトももっと充実させたいですし、各地の自治体や企業との取り組みも増やしていきたいです。

これから組織運営という長期戦がはじまります。
法人化することでさまざまな選択肢が増えますので、やれることも多くなっていくはずです。その中では、じつにいろいろなことが起きるだろうと予測していますが、それを乗り越えるための準備をこの一年で整えてきたつもりです。

みなさんには、いままでと変わらずに、より楽しく攻城団をご利用いただいて全国のお城めぐりを楽しんでいただければと思っています。
ぼくらはお城めぐりがより便利で快適になるように、さまざまなコンテンツや、お城めぐりの「きっかけ」となるような企画を各地の方々といっしょに実現していきます。

長くなりましたが、今後は少しずつ「いま攻城団はどういうことを考えているのか」についても記事にしていきますので、「ふだんの永続化プロジェクト」としてお付き合いいただければうれしいです!

   
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