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つづいて掛川城です。
掛川城も2009年に訪問していますが、5年ぶりです。というか、新幹線なら静岡駅からひと駅なんですね。知らなかった。
掛川はスローライフを掲げているらしく、駅前にこんなのがありました。
そのすぐ後ろに二宮金次郎像があって、スローライフだけど勤勉さは求められるってちょっとストレスかもしれません......。
掛川駅から掛川城公園までは歩いて7分ほどです。
信号がいくつかありますが、ひたすらまっすぐ歩くだけなのでわかりやすいです。
駅からの距離や、近代化しすぎてない街の感じは彦根城にちょっと似てるように思いました。
駐車場もそれっぽい瓦葺きの建物になっています。
なお、当時の町割りとしてはこの駅からの南北に走る道が大手通だったわけではなく、本丸に入るには東西にのびる道を通っていたようです。
復元された大手門は当時より50mほど北に建てられていますので、もっと川岸から離れてたようです。
そこから北に上がって、現在の図書館があるところを曲がって二の丸に入ったようですね。
こういう古地図や古絵図と比べて楽しむことも最近わかってきました。
掛川城はそれほど大きな城ではないですけど、こうして見ると侵入した敵の勢いをそぐためにいろんな工夫がされていたんですね。
ちなみにこの「正保城絵図」は掛川城公園の入口近く(太鼓櫓の下)にもあります。
ちょうどこのあたりは本丸の南にあった松尾池の跡になっています(現在は埋め立てられています)。
なんといっても掛川城といえば「日本初の木造復元天守」です。
あとは全国でも4つしかない現存御殿ですね。
(二の丸御殿は二条城と掛川城だけ)
ちなみにこの天守から二の丸御殿にいくための近道(?)はなんかいい感じです。
二条城の二の丸御殿は撮影もダメだし、部屋の中も入れないのですが、ここは撮影もできるし、部屋の中にも自由に入れます。
この二の丸御殿のすぐとなりに二の丸茶室というのがあります。
歩き疲れてたので、ちょっと一服しました。
ここで羽生さんと渡辺さんが王将戦で対局したそうです。
それと、掛川城まで来たら、城から東に500mほどのところにある掛川古城にも寄りたいです。
お城の遺構は大堀切(空堀)しかありませんが、かなり大きなものです。
現在、掛川古城には徳川家光の位牌を祀る「天王山龍華院・大猷院殿霊廟」があります。
この廟所は1656年(明暦2年)に当時の城主、北条氏重が(嗣子がなく断絶の危機にあったため)将軍家のご機嫌を取るために建てたのですが、けっきょく氏重が亡くなると断絶しちゃったという哀しいエピソードがあります。
おみやげは浜松城公園のすぐ前に店はあるんですけど、お城にまつわるようなものはありませんでした。
せっかくなので新茶を買いました。
駅から近いとはいえ、駿府城は公園内が広いですし、掛川城も古城のほうまでまわっているとかなりの距離を歩くことになります。
じっさいぼくも家に帰ってスマホの万歩計をチェックしたら2万歩をこえていました。
これから暑くなるので、休憩をしながらゆっくりまわってくださいね。
[追記]
在来線のほうの掛川駅は木造駅舎なんですけど、趣があって素敵ですね。
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