日野町教育委員会で歴史文化財を担当されている振角卓哉さんが「蒲生氏郷伝説」をサンライズ出版(淡海文庫シリーズ)から7月に出版されました。
地元・日野の出身である蒲生氏郷の実像に迫る一冊となっています。
氏郷は織田信長の娘婿となり、また豊臣秀吉のもとでは会津92万石を任されるなど、天下人たちから高く評価された戦国武将でした。また利休七哲のひとりであり、通称「鯰尾兜(なまずおのかぶと)」と呼ばれるユニークな兜(黒漆塗燕尾形兜)を着用していたことでも知られていますね。
今回はこの「蒲生氏郷伝説」を著者である振角さんより2冊プレゼントとしてご提供いただきました!(しかもサイン入りです!)
すでに購入済みの方もいらっしゃるかと思いますが今回はサイン本となっておりますので、みなさんふるってご応募ください。
最後に振角さんからメッセージをいただいたので、ご紹介しますね。
プレゼントの応募受付は終了しました。ご応募いただいたみなさんありがとうございました!
なお「プレゼントの抽選まで待てない!」や「サイン本は保存用なので閲覧用に別途買う!」という方はこちらからどうぞ。
攻城団の皆様
「蒲生氏郷伝説」を執筆した振角です。
皆さんは蒲生氏郷という戦国大名をご存じですか。氏郷は現在の滋賀県日野町で生まれ、織田信長の娘婿となった武将で、信長、秀吉に従い、日野から伊勢、会津へと移り、最終的には会津で92万石を領しながら、わずか40歳で亡くなりました。
その氏郷は、文武両道の武将と言われ、多くの逸話が伝わっています。実際はどうだったのでしょうか。今回はそうした疑問を元に事跡や伝承を検証してみました。
無論、この1冊で氏郷のすべてを語ることはできませんが、後世の人々にまで好かれた理由の一端を知っていただくきっかけになればと思います。
なお、城郭については蒲生氏の本拠となった「中野城(日野城)」と、その城下の謎・疑問について書かせていただきました。武将の好きな方、お城の好きな方にお読みいただければ幸いです。