突然ですが、伊達吉村(だてよしむら)って人物をご存知ですか?
ぼくは知らなかったんですけど、江戸時代の仙台藩主で破綻状態だった仙台藩の財政を立て直したことから「中興の英主」と呼ばれる名君だそうです。ちなみに伊達政宗は吉村から見ると曽祖父にあたります。
この吉村の出生地が宮城県大和町(たいわちょう)で、かつては藩主が領内を見回る際の休憩施設である「御仮屋(おかりや)」があったそうです。
その御仮屋跡には現在なにが建てられているのか――その答えはマンガを読めばわかります!
マンガの画像をクリックすると拡大サイズで読めます
御仮屋跡で食べるうなぎ、なんだかとてもおいしそうですね。
歴史好きが旅行に出かけるなら、その土地の郷土料理を、かつての戦国武将や大名たちが過ごした場所で食事を楽しみたいものです。
伊達吉村は宮床(みやとこ)伊達家という伊達家の庶流(一門)から藩主になった人なんですが、仙台藩伊達氏について学ぶ際にこうした藩主の出身地めぐりをするのも楽しいと思います。
最後に、このマンガを制作した榎本事務所からコメントをいただけたのでご紹介します!
また、依頼主の竹亭の阿部さんからもコメントをいただけたのであわせてご紹介しますね。
ぜひSNSなどでシェアしてくださいね。
竹亭のご主人と打ち合わせをさせていただいた結果、歴史はもちろんのこと、大和町の自然、七ツ森の風景も紹介したいと考えました。
メインテーマである歴史ドラマを紹介する前に、あえて車で移動するシーンを入れ込んだのはそのためです。あの光景を見た主人公の感動があったからこそ、その後の壮大でかつ地元と結びついた歴史もすっと入ってくるのではと思いました。
もちろん、歴史部分も手を抜いてはいません。ご主人からお借りした大和町・七ツ森・伊達家にまつわる資料にしっかり目を通し、地元の方々の思いを物語の中に込めました。