今年の2月に「日本経済新聞」土曜版の朝刊別刷り「NIKKEIプラス1」で城下町ランキングの選者として回答したのですが、この専門家が選ぶランキングが一冊の書籍にまとまったということで連絡をいただきました。今年の2月に「日本経済新聞」土曜版の朝刊別刷り「NIKKEIプラス1」で城下町ランキングの選者として回答したのですが、この専門家が選ぶランキングが一冊の書籍にまとまったということで連絡をいただきました。
あわせて攻城団をご覧の方にプレゼントとしてご提供いただきましたので、ぜひご応募ください。(応募フォームは記事の最後にあります)
ちょうど「城がたり」の開催日前日の掲載だったので参加者と少し盛り上がりましたね。
さっそく献本を受け取ったのでざっと読みましたが、城下町のランキング以外にも「暗夜に浮かぶ城、冬こそ必見」や「幕末維新の歴史を学ぶ旅へ」など、歴史好きには注目のランキングも掲載されています。
個人的には「冬の温泉街、夜歩きに浸る」や「お得でおいしい、名菓の工場見学」あたりが興味深かったですね。お菓子工場はぼくも浜松旅行で立ち寄った「うなぎパイファクトリー」が1位かと思ったのですが、桔梗信玄餅の工場が1位でした。
目次を書き出したのでご覧ください。なかなかそそられるランキングが多いですよね。
第1部「絶景を見に行く」第2部「そぞろ歩きを楽しむ」
- 日本の端っこ 新たな地平
- 裏から見たい、涼やか神秘の滝
- 雨にしっとり、アジサイを撮ろう
- 輝く新緑、散策したいブナ林
- 水面に映える紅葉、気分も高揚
- ススキの名所、深まる秋感じる
- 暗夜に浮かぶ城、冬こそ必見
- 早春に咲き誇る絶景の花の名所
- 日本列島の年輪刻む ユニーク地層
- トロッコで行く絶景360度
第3部「そこでしかできない体験をする」
- 1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町
- ロマン感じて歩いて渡る長寿橋
- 海を見て食べて遊ぶ、みなとオアシス
- 幕末維新の歴史を学ぶ旅へ
- 冬の温泉街、夜歩きに浸る
- 観光牧場、自然に安らぎを学ぶ
- 郷愁の廃校、食や湯も満喫
- 夏こそじっくり「ぬるま湯」の旅
- 冒険心くすぐるツリーハウス
- お得でおいしい、名菓の工場見学
- 宇宙の不思議、楽しく学ぼう
- いざ走らん! 市民マラソン
- 無料で楽しむ年越しカウントダウン
- 愉快な体験、忍者でござる
- 親子で出発進行! SLの旅
- 桜のトンネル、自転車で走ろう
最後に日本経済新聞出版社でこの本を編集された桜井さんからメッセージをいただいたので、ご紹介しますね。
情報過多の時代、本当に役立つ旅の情報を提供したい--。本書の狙いはここにあります。
本書には26のランキングが掲載されていますが、すべて「ひとひねりを加え、思い出に残る体験を提案する」ことを最優先しています。
たとえば「水面に映える紅葉の名所」「裏見がおすすめの滝」「トロッコで行く360度の絶景」「冬の夜に訪れるといい城」「お得でおいしい名菓の工場見学」「自転車で走る花のトンネル」などなど。
さらにタイトルの通り、写真家やジャーナリスト、雑誌編集者、研究者など専門家の協力のもと、ベストテンを客観的に選んでいるのも特徴です。
長期休暇や週末のおでかけ先選びのガイドブックとして、役立てていただければ幸いです。