現在二条城で開催されている「二条城まつり2018」では夜間公開がおこなわれています。
前期は二の丸御殿の特別公開でしたが、後期のメインイベントとして「秋季特別ライトアップ FLOWERS BY NAKED 2018 ー京都・二条城ー」が11月3日(土)から実施されています
昨夜いってきたので写真でレポートします。
ただ200枚以上撮影したのにほとんど使えるものがありませんでした(夜景むずかしい)。比較的マシなものを載せていますが、じっさいのライトアップはこの数倍はきれいだと思っていただいて大丈夫です!
まずこのイベントですが、入れ替え制になっていますので昼間に入場された方もあらためて入場券が必要です。あと一口城主の方もチケットが必要です(一昨年くらいまでは城主証では入れたんですけどね)。
ルートはまず唐門へ向かいます。
プロジェクションマッピングになっていますが、過去のイベントのようなストーリー性のあるものではなくきらびやかな感じのループ映像でした。
そのまま唐門をくぐって、二の丸庭園にいくルートになっています。
御殿内に照明がついているのでいつもとちがう雰囲気があります。
庭園もライトアップされているので、水面の鏡面反射もきれいですよ。
そのまま庭園を抜けて北側の鳴子門をくぐると、ここもライトアップされています。
(このライトアップは最近の定番になってますけどきれいです)
そして今回はいつもは閉まっている米蔵の門が開放されていて、こちらが順路になっています。
ほとんどの人はここが通常非公開になってることを知らずに通ってると思いますが、ぼくはけっこうテンションが上りました。
この米蔵も貴重な重要文化財ですからね。
今回のイベントは台所と御清所(おきよどころ)での屋内展示がメインだと思いますが、御清所ははじめて入りました。
暗いのと展示物が多くて建物自体の構造がわかりにくかったのですが、それでもこうやって非公開エリアがどんどん公開されていくのはいいことですね。
インタラクティブアートになっていて、花びらに顔を近づけると反応するとか、紅葉の絨毯を踏むと落ち葉が舞うとか、いくつかの作品が展示されていました。
たぶんスマホのカメラのほうがきれいに撮れたかもしれません。
あとみんなが写真を撮るので混んでる時間帯だとなかなか大変かもしれないなと思いました。
おそらくこの作品が展示されている部分が御清所だと思います。
ちなみに御清所というのは御膳所を兼ねた料理所、という説明を読みましたがよくわからなかったです。国語辞典には「貴人の家の台所」とあるので台所の一部と考えればいいのかな。
(寛永期の絵図面を見たら「料理の間」とあり、当時は二の丸御殿とも廊下でつながっていました)
この「秋季特別ライトアップ FLOWERS BY NAKED 2018 ー京都・二条城ー」は12月9日(日)までです。
今回ぼくは最終入場ギリギリの21時前に入りました。ぼくのように遅い時間帯にいけば窓口の混雑もないと思いますが、もっと早い時間にいこうと思ってる方は、コンビニであらかじめチケットを購入しておいたほうがいいと思います(料金はいずれも1200円)。