ようやく5年半の改修工事を終え、昨年度の入城者数は過去最多の286万7051人を記録した姫路城ですが、みなさんはもう新しい姫路城にいかれましたか?
じつはこの2009年8月〜2015年3月に実施された「平成の大修理」の工事過程を記録した、すごい写真集があります。
「脇役のPRIDE」という写真集で、これは非売品なんですけど、工事での足場を設置したマルイチ株式会社(本社・姫路市)が制作されました。
約200枚の写真が掲載されていて、素屋根を組み立てるところから、グランドオープンまでの様子が見事に記録されています。写真だけじゃなく、その時々の新聞記事なども引用されているのでこれは永久保存版の資料ですね。
この写真集ができたことを報じた『神戸新聞』の記事によれば、写真は同社設計部次長の細尾哲也さんが撮影されたそうです。
攻城団にも団員のみなさんが撮影された工事中の写真がたくさんアップされていますが、この写真集とあわせて見るとより楽しめると思います。
ちなみにぼくはハガキを3回出してなんとか当選して工事現場に入れました。
(この頃はチョンマゲ結えるように髪を伸ばしてたんだった)
これはほんとうにいい体験をさせてもらったなー。
この写真集も攻城団ライブラリーに追加して保管しておきますね。
なお姫路市内の図書館でも写真集が置いてあるそうです。姫路城の北側、兵庫県立歴史博物館の裏に「城内図書館」というのがあるので(兵庫県姫路市本町68−258)、ここで見られると思います。