お城入門
ぼくがお城に興味を持って学びはじめてから10年以上が経過しました。
最初は「野面積み」も知りませんでしたし、望楼型天守と層塔型天守のちがいもわかりませんでした。お城に国宝があるとか、江戸時代から現存する天守があることも徐々に知っていったのですが、そういうお城に興味を持った方ができるだけ早めに知っておくとより楽しめそうなことを書き残しておきます。
日本にお城がいくつあるかご存知ですか? 数千といわれたり、4万とも5万ともいわれることもありますが、数字にばらつきがあるのは、そもそも「城」というものの定義が曖昧だからなんです。
お城の分類のひとつである「山城」と「平山城」ってどうやって区分するのかわかりますか? 安土城は山城? 平山城?
2013年、攻城団をつくってる途中で調べた結果ですが、こういう言葉の使い分けはほんとうにむずかしいですね。 いろいろ検討した結果、攻城団では現代の感覚でも誤解なく伝わるように「5重5階、地下1階」という表記にしました。
お城の魅力のひとつである石垣の見方をまとめました。 最初はどれも同じに見えたのに、ちょっとずつ知識が身につくと見分けられるようになっていくのが楽しいですね。
三大築城名人、最後のひとりは黒田官兵衛です。官兵衛はほかのふたりと比べて(普請ではなく)縄張りを担当することが多いですね。
築城の名手、石垣づくりの達人として知られる加藤清正がかかわったお城について調べてみました。
「築城の名手」として知られる藤堂高虎がかかわったお城を調べてみました。通なお城もたくさん含まれてるので、ぜんぶまわってみるのも楽しそうですね。
現存天守や復元天守など天守の分類方法と、全国の天守があるお城を一覧にまとめました。
天守が登場した当時、建築を担当したのは岡部又右衛門や中井正吉などの宮大工でした。
お城用語である「内郭」と「外郭」についてまとめました。外郭については「総構え」といいかえるとわかりやすいです。