少し離れた出丸にも石垣が組まれていました。

廃城になっても隅角部が残っている箇所が多いです。

比較的石垣が崩れていないので見応えがあります。

かなりの期待を持って攻城したのですが、廃城感がありつつ虎口も原型は残しています。

右側の二の丸と左側の井戸曲輪を区切っていて、半ば強引に岩盤を削ったのかなと思えてきます。

こんなに良好に石垣が残っているとは思っても見ませんでした。

本丸の一番右の奥側にあります。

手前に礎石建物群があり城内で一番高い位置にあります。

二の曲輪の櫓台方向から本丸に向かうと見えてきます。

本丸と井戸曲輪の南側にあり城内最大の石垣です。

この古代山城では数少ない遺構です。

土塁の上の雑草が短ければより良かったのですが、土塁の型は確認できました。

山の中で苔むした列石は風情があります。

石の加工技術はかなりの物だと思います。

水門の穴の部分は繋がっていました。

2023年5月に訪問していたのですが、忘れていたので今更ながら投稿します。

鬱蒼とした樹木が伐採されていたので遠方から撮影させてもらいました。

作家の遠藤周作氏が取材で何度も通い詰めたほどの趣がある登城道です。

城址西側にあって三ノ丸の曲輪の中では比較的原型を留めています。

本丸の頂上にあって広くはないですが細長い曲輪です。