当時は埋門で、現在のような高麗門ではなく、本来の出入口ではなかったそうです。

現在の出石城出入口となっている橋で、近年に作られた模擬の建造物となっています。当時ここには川は無く、作事小屋などの建物群があったそうです。

白い石畳の通路上に長方形の廊下門が建っていたそうです。通路前方に置いてある低い表示物が立つ場所が表門跡です。

入口に向かって左手方面の内堀で、築城の名手・藤堂高虎が縄張りを担当しています。

入口に向かって右手方面の内堀で、この場所はかつて内堀の南側に架かっていた表門に通じる橋があったそうです。

中門跡付近の石垣で、中央3ヶ所の石に刻印が刻まれているのが確認できます。

二の丸北側にある表門と鉄門の間の門で、枡形を二重に設けられた縄張りになっており、非常に厳重な防備になっています。

戦国の山城製作所が、丹波篠山観光協会に寄贈した八上城のジオラマで、現在は大書院に展示されています。

往時の雰囲気を出来るだけ再現させるため、大書院が建築された時期、江戸時代初期の狩野派絵師が描いた屏風絵を転用し、床貼り付けや襖として製作されたそうです。

篠山城二の丸御殿に使用されていたものと伝えられています。表面は牡丹図、裏面には桧に鷹図が描かれています。

4代藩主松平康信が、寛文12年(1672)に二世安楽を願って造り、城中の道場にかけていたものだそうです。

篠山藩主青山家に伝えられていたもので、金地に草花と小鳥が巧みに描かれています。

この模型は熟練した2人の宮大工が、大書院の設計図をもとに4ヶ月の期間をかけて製作されたそうです。

大書院内の36畳ある部屋で、2024年4月4日現在、盆桜展というイベントで桜の盆栽が展示されていました。

大書院内の18畳ある部屋で、篠山市内の男性が趣味で厚紙で作った手作り甲冑が並んでいます。

大書院の資料館に展示してある復元模型で、篠山の岩盤の上に本丸と二の丸が築かれ、その周りを三の丸が囲っています。

二の丸北側の門跡で、折れを多用した縄張りで側面攻撃である横矢掛かりを多用しています。

大書院は平城12年(2000)に復元され、床面積は739㎡の大きさを誇り、豪快な入母屋造りの屋根はこけら葺きで、巨大な破風が風格があります。

天守台より三の丸を望む。

本丸と二の丸の3ヶ所ある井戸の1つで、この井戸は城北の玉水から流れ出た水脈を利用していると伝えられていて、日照りでも涸れたことがないそうです。