主郭より出石城下を望む。

主郭の千畳敷側には土塁が残っています。

主郭には三階建ての櫓があったそうです。西側と北側には樹木が無いため、出石城下を一望できます。

第二曲輪より撮影。最上部の主郭は石垣によって築かれています。

主郭より一段下にある曲輪で、櫓が2つあったそうです。右側の石段を登ると主郭です。

第三曲輪の上には、第二曲輪と主郭があり、ここには蔵屋敷があったそうです。

千畳敷より主郭を望む。大堀切を隔ててほぼ同じ標高なので、目線の高さに主郭が見えます。

主郭南東側の小高い切岸の上にあり、東西約135m、南北約50mの長大な曲輪で、城主の館や重臣の館、庭園があったそうです。

主郭と千畳敷の間にある大堀切で、幅28m、高さ12mあります。主郭と千畳敷の標高はほぼ同じで、左側が主郭、右側が千畳敷となります。

第四曲輪の上には、立派な石垣を持つ第三曲輪があり、この石垣が有子山城で最も大きな石垣となります。

第四曲輪は、石垣上ではなく、土の切岸上にあり、櫓があったそうです。ここから左へ登ると主郭方面、右へ行くと千畳敷があります。

第五曲輪より出石城下を望む。

第五曲輪は広々としており、第六曲輪と同様に侍屋敷があったそうです。ここからは出石城下の町並みを見下ろすことができます。

第六曲輪より撮影。第六曲輪の上にある第五曲輪も石垣で囲まれています。

第七曲輪を過ぎて更に登るとある曲輪で、ここはかつて侍屋敷があったそうです。

第六曲輪から、曲輪周囲が石垣で囲まれるようになっています。

石切場には、矢穴が残る石が確認できます。

第六曲輪から東側に、石垣の石材を切り出した跡地があります。有子山城の石垣はここで現地調達していたそうです。

井戸曲輪を過ぎて西に行くとある曲輪で、下には階段状に第八、第九、第十曲輪が連なっています。

第七曲輪より一段下にある曲輪で、更に一段下に第九曲輪があります。